福原愛さんを批判する輩に突きつけたい事実
日本人の父親のほとんどは、離婚後、きちんと養育費を払わず、
子供の養育に責任を持とうとしない。
平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告によると、養育費を継続的に受け取っている母子家庭の割合は24.3%、全体の約2割にとどまっている。
離婚の際に子供の親権を求める父親のほとんどは、
子供のためを思っているのではなく、
妻に捨てられる惨めな自分を受け入れられずに
子供の存在を理由にごねているだけだ。
父親が子供をダシに母親を困らせ、攻撃するのは
幼稚で自己中心的な考えで夫婦関係をさらに悪化させ、
子供にとっても、害にしかなっていない。
欧米では日本と違い、両親の離婚後、どちらかの親に犯罪歴などの落ち度がないかぎり、通常、子供の親権は50%ずつの共同親権になる。
子供は両親の離婚後、父親の家と母親の家を行ったり来たりする場合が多く、どちらの家にも子供部屋が設けられる。
子供の教育環境のために、離婚後も元夫婦は協力しあい、大抵は両者が子供の学校の近くに住み続ける。
日本人男性にその成熟度があるだろうか?
昔よりは、養育費をきちんと払い、子供の養育に責任を持ち、子供のために元妻との協力関係を保てるだけの精神の成熟した男性は少しは増えただろうが、ほとんどがそうではないことを統計が物語っている。
私はたまたま、最近、橘玲の小説「ダブルマリッジ」を読んだ。
フィリピン人女性と日本人男性の間に生まれた子供たちについての社会派小説である。
フィリピンには、日本人男性がフィリピン人女性を妊娠させ、産ませた子供が10万人以上いるという。
日本とフィリピン両国には、日本人男性の子供が約20万人いるという。
父親に捨てられた子供とその母親は極貧の厳しい生活を強いられる。
フィリピンのスラムにいるストリートチルドレンの多くが日本人のハーフだと知って、私はショックを受けた。
日本はこの責任をどう取るのか。
日本在住の日本人男性とフィリピン人女性の離婚率は9割以上。
両親の離婚後、母子は養育費を支払われず、日本でも厳しい生活を強いられる。
子供に対する愛情も責任感も、これっぽっちも持たないくせに、
自分が妻に捨てられる時だけ騒ぎ立てる、
情けなく幼稚な男たち。
福原愛さんを批判し、怒る男性は、夫を去る女性が許せないだけだ。
自分の中にいる乳児の自分が「見捨てられ不安」で怯えているだけ。
妻に捨てられる夫=母親に捨てられる赤ん坊
=愛されなかった無価値の自分、
という思い込みと
認知の歪みに翻弄されてるだけ。
福原愛さんが元夫との間にどのようなやり取りがあったのかは、当人同士にしかわからない。
ただ、福原さんの元夫が本当に子供を愛し、養育責任を果たしたいと思っているなら、福原さんを攻撃するやり方は子供にとっても害になるだけである。
子供の気持ちより自分の気持ちを優先していることは、端からみても明らかだ。
国際法違反があるなら、マスコミにチクるより、淡々と法的手続きを進めればいい。
子供のためを思うなら、大人のやり方ができたはずだ。
福原さんは、彼の子供にとって、最も重要な養育者である。
彼女を傷つけ、世間を騒がすやり方は、捨てられた男の惨めさと幼稚さを晒すだけだ。
成長した子供は、幼稚な父親を軽蔑するだろう。
個人的に、私は「こんなお子ちゃまと別れて正解だったね」と思う。
福原さんを批判する前に、
「日本の男、養育費払わない問題」
をどうにかする方法を考えなよ。
フィリピンの問題もあって、
「日本の男、母子を平気で捨てる」
「日本の男、本当は子供のことはどうでもよくて、
自分のことしか考えられない」
って、国際的にバレてるんだから。
福原さんの元夫は日本人じゃないけど、
今、陳腐なマスコミ記事に煽られて、
騒いでるのは日本の男じゃん。
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次に続く
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