徳川将軍の諜報組織「御庭番」とは
忍者や忍びというと、荒唐無稽な存在と私たちは考えるが、
スパイと言い方を変えるとどうだろう。スパイは現代でも
世界中で、諜報活動に暗躍していることを誰もが知っている。
忍者とは、江戸時代以前の日本で諜報活動に従事した者たちだ。
その中に、徳川将軍直属の「御庭番」がいた。
薩摩藩主を驚愕させた「蘇鉄問答」
「蘇鉄(そてつ)問答」と呼ばれるエピソードをご存じでしょうか。
江戸時代後期の徳川11代将軍家斉の時。江戸城に伺候してきた薩摩藩主・島津斉興に対して、将軍家斉が声をかけ