おやすみのときに

子どもたちが寝るとき
一緒に布団に入る
絵本を読んでと言われたら絵本を読むし
お話聞いてと言われたら話を聞く
何故かわからないけど、絵本読んでもお話聞いてもだいたい末っ子がいう

絵本は絵本じゃなくていい
覚えてる昔話をなんとなーく私が話す
信じられないくらい適当なおむすびころりん
キジが足りなかった桃太郎
絵もないし話も適当なのに嬉しいらしい

お話聞いてと言われたら、うんうんとただひたすら聞いてるだけ
「ようちえんでねー、〇〇くんがねー…あ!せんせーがねー…」
と、全然話が終わらないし繋がらないけどとりあえず聞いてる

そしてその後に絶対に言う言葉がある
これはどんなに子どもが良くないことをしても
どんなにかわいく思えなくても
絶対に言うと決めた言葉
「今日も無事に過ごせてよかったね、ありがとう」
この言葉は2週間前から習慣にした

ちょっとの怪我はあっても命があった
生きてるだけで本当にありがたい
それを言葉にした

昨日も寝る前に「今日も無事に過ごせてよかったね、ありがとうね」と伝えたら
「おかあちゃん、今日もありがとうね」と末っ子が言ってくれた
多分大きな意味はないだろうし、お母さんが言ってるから言っただけだと思う
だけどこんなに嬉しいんだと涙が出た

昨日は特にガミガミ感情のまま怒ったし
あーだこーだやることなすこと文句つけてたし
何より遊んでと言われたのに余裕がなさすぎて断ってしまった
そんな私にありがとうってただ言ってくれるだけで救われた

うちには不登校の子がいる
きっとうちの不登校児も毎日とはいかないまでも色々な考えと戦ってると思う
よくないなと思いつつも学校に行けないんだと思う
憶測だけど
きっと平日はずーっと後ろめたさがあるんじゃやいかな?
けど、どんな言葉をかけてもその後ろめたさは拭えない
だからこそ、いてくれてありがとうっていう言葉をもって不登校児にホッとしてもらえるのかもしれないなと末っ子のおかげで思った

これからも続けていこうと強く思う

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