機能不全家族

私も夫も機能不全家族で育ちました

夫のことは言えませんが、夫の家庭はなかなかハードです
そんな過去があるからなのか、無意識なのかはわかりませんが、実家への帰省は極力少なく&短時間で帰ろうとしますし、実の母からのLINEを永遠に未読無視です
会わないというところまではいかないようですが…

私もハードな方だったのかもしれませんが、それが私の中の「普通」として育ったので大変だったのかどうかさえ考えたことが今までありませんでした
けど、ここ最近私の育ってきた環境を振り返る機会が多々あり、振り返るたびに「ああ…普通ではないな…」というような感想を持ちます

一概にこうとは言えませんが
機能不全家族で育った人は、自分で作った家庭もほぼほぼそうなるようです
我が家は残念なことに私も夫も機能不全家族で育っています
その為、アダルトチルドレンでもあります
夫は気付いていないかもしれませんが、彼は完全にアダルトチルドレンです
私も最近までずっと見ないようにしてきましたが、紛うことなきアダルトチルドレンです…

私と夫の機能不全家族ぶりを知る知人は「よく結婚しようと思えたな…これだけハードな家庭環境で結婚するっていう選択肢が2人に生まれたのがすごい…」と言っていました
これは支え合って生きていこうとかそういう結婚ではなかったから結婚出来たんだと思います
正直にいうと2人の依存関係、ようは共依存があったから結婚という選択肢をとらざるを得なかった
ただそれだけだと思います

共依存関係が続いても「2人」であれば問題がなかった
子どもができると色々な問題も出てきて、今までの自分たちでの価値観では太刀打ち出来ないようなことも起きました
子どもの不登校です
このままの価値観では無理だ…子どもも私も共倒れになると思い、本を読みまくりいろんな人に話を聞いてもらいいろんな人からの意見を求めたりもしました
その結果、私に新たな価値観が生まれました
そこから自己受容などを経て共依存関係から自然と抜けてきたんですがそれから夫に対して「あれ…?」と思うことも増えてきました
実母に対しても、今までの生い立ちに対しても「これは普通じゃなかった…?」と思うことがあったり、子育ての仕方や子どもとの付き合い方に対しても「これは間違えていたかもしれない…」と考える方が多々あったりしました

そんな中で、自分が機能不全家族で育ったかもしれないことやアダルトチルドレンかもしれないと考えるようになるのに時間はかかりませんでしたが、それを認めることは少し時間がかかったなと思います

そして問題はこれからです
どうすれば、機能不全家族の連鎖を断ち切れるか
そこがわが家の一番の課題になるとは思います
夫が機能不全家族で育ったことやアダルトチルドレンであることを認識した方が課題を乗り越える上でも夫がこれからも生きていく上で少し楽になるんではないかなと思っていますが、これはなかなか難しいかもしれないです…
だからといって、連鎖を断ち切る努力をする気持ちに変わりは今のところありません

少しでも子どもたちが生きていきやすいような手助けができる育児が出来たらいいなと思うし
子どもも夫も私も、家族みんなが自分らしくいられるような家庭環境を作れたらいいなと思います

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