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なぜシーズンオフのヨーロッパに今行ったのか

こんにちは。
高菜ゆいと申します。

2022年11月に行ったヨーロッパ旅行記を載せていこうと思っています。

しかしヨーロッパのシーズンは涼しい夏。
そもそもなぜ、曇りの多い秋、シーズンオフのヨーロッパに今行ったのか。

理由は2つ
暇で時間があったから。
会いたい友人がいたから。

その経緯も踏まえ、自己紹介をします。

長崎県で生まれ、高校までを過ごし
福岡県で4年間大学生活をしました。

そこで気づく。
「私やっぱり女優の夢を諦めきれない!」

大学卒業後、上京。
大手芸能事務所の下っ端に所属するも、
ドラマ、映画、CM、舞台の現場を経験するうちに
何のために、誰のために女優業をやるのか分からなくなる。

病んだり、飲食業のバイトで接客業の才能に気づいたり。
ありがたいことに友人に恵まれて、彼らに支えられながら悩みの終わらない日々を3年ほど過ごしました。
しかし次第にアートへの情熱や感性を失っていくのも感じていました。

旅のきっかけは2022年7月、
京都で知り合った留学生。

彼女はフランス・パリの芸術学校から京都へ
陶芸を学びに来たという。

そこで初めての体験があった。
私は英語をそこまで流暢に話せるわけではないのに、彼女の英語はなぜか理解できる。

私も元々アートに強く関心があったのもあり、
「今日の夕焼け綺麗じゃない?」
みたいなラフな会話から、互いの感性についての話が言葉が足らずとも通じあえていると感じた。

世界にはまだたくさん、アートの話ができる人がいる。
日本では、アーティスト=苦しい職業、頑張っていこうな、みたいな話の展開の仕方をしがちだけど
もう結構疲れていた。
私はただ「今日の空は綺麗だね」みたいな話がしたい。

自分の死にゆく感性を動かしたい。
出会いが鮮烈だったフランス人の彼女と、また絶対会いたい。

その2つの思いと
たまたま秋にヨーロッパへ行く用事があったシェアメイトの誘いが重なって
「ゆいちゃんヨーロッパ行かない?」
「行く」
の二つ返事で、今回の旅が始まりました。


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