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あふれでたのはやさしさだった    寮美千子

くも
空が青いから白をえらんだのです

奈良少年刑務所  絵本と詩の教室
2007年から10年「社会涵養プログラム」として行われた記録

最初に行ったのは、刑務所の建築物の興味から、その後「矯正展」へ出かけ
教育専門官との出会いによって、たくさんの少年と出会い、素晴らしい詩が生まれてくる。

生まれたときから犯罪者ではない、
暖かい心をもって接し、心開いていく様子は感動する。

↑の詩を読みながら、涙が止まらなかった。

他にもたくさんの詩が書かれており、彼らの苦しみが素直な言葉で一つの詩が生まれる、それぞれに胸を打たれた。

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