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ライスペーパー憧憬、タロイモの夢

※2018年の日記を移植しています

小さい時、わたしは無駄に繊細な子供で、ニュース番組を見ることができませんでした。現実で起きていることを大人がまじめにしゃべっているということがなんだか怖い感じがしたからです。

そんなわたしにとって教育テレビはいつみてもたのしい色彩で、つらくならない。素敵なものでした。

教育テレビは異文化への入り口となることが多いような気がします。
ヴィンテージCGや来訪神好きは確実にそこから来ているし、極端なものでライスペーパーへの憧れというのがあります。

よくわからない木?で編まれた家?のまえで笊?にぺったりと貼り付けられたライスペーパーが渇いていく。
米味の紙食べることが可能。

いったいぜんたいなんのために?

時を同じくして、タロイモにも萌えていました。あの感情は萌といって差し支えないでしょう。
ホクホクしているような、なんか粘っこいような見た目だったので、口の中で「里芋!」と我が味蕾が言いました。

わたしには見たものの味がするという謎の能力があります。
一番下のちっこいピンクの鯉のぼりをみると、口が甘エビの味で一杯になるほどです。

今調べてみたら、里芋もタロイモの仲間ということです。

そしてこの件を同年代の食に異常な執着のある人間に話すと、とてもよくわかると言っていただける可能性が高いです。
類は友を呼ぶのか、同じ考え方の人がたくさんいるのかは不明です。

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