関西の天国な通勤電車に乗る(海の南海 特急サザン)
朝の通勤電車で、特急「サザン」に乗車した
レポートをお届けします。
結論から言うと、一番古いタイプのサザンの
指定席がおススメですってこと。
このタイプは、1号車か4号車です。
(サザンプレミアムを除く)
南海って京都府みたい?
つばめ:まず、タイトルの「海の南海」って何?
すわろう:確かに。
南海電車って京都府みたいだなって
最近思ってんのよ。
つばめ:なんで?
すわろう:南海電車のメインは南海本線と
高野線で、それぞれ海へ。山へ。
って感じでしょ。
それに、空港線はまさに海の上を走るしね。
それで、「海の京都」「森の京都」と宣伝する
京都府に似てるなーと思った次第。
つばめ:確かに。
観光列車も天空はまさに「山」を
イメージしているし。
加太線は「おさかな電車」を
各種走らせているしね。
すわろう:で、今回は「海の南海」のお話。
この特急サザンも淡輪付近で
結構、大阪湾沿いに走る
風光明媚な区間があるよ。
つばめ:そもそも、南海って名前
始めから「海」って入ってる(笑)
特急サザンとは?
すわろう:今回乗ったのは、サザン6号
という列車です。
つばめ:その前に、「サザン」っていう
特急列車はどんなの?
すわろう:「サザン」は一部指定席の特急列車で
なんばー和歌山を結ぶものだよ。
昔は、全席指定もあったよ。
また、指定席が足りない時代には名無しの
特急列車で全席自由席もあったな。
つばめ:ぱっと見たところ、古臭い特急電車だね。
すわろう:確かに、古い車両が多いけど
これがいい味出してるの。
サザンの車両には、
新しいタイプもあって
「サザンプレミアム」ってあるんだけど
本数はあまり多くないね。
サザン指定席の種類
つばめ:まず、古いタイプの車両のいいところを教えて。
すわろう:実は、古い車両といっても2種類あって、
これみたいに連続窓みたいな車両は少し新しい。
でも、おススメは、これでなく古いタイプなんだ。
つばめ:なんで、古いタイプなの?
すわろう:この車両は、座席がなかなかフカフカで
乗り心地が最高なんだよな。
最近は、固めの乗り心地のものが多いから、
このタイプはなかなか出会えないよ。
それで、単に座面のみならず背ずり、
頭を預ける部分も柔らかい。
あと、すごいのは窓下の側面に布地が
貼ってあるんだよね。
つばめ:この車両のデメリットはないのかな?
すわろう:なんせ、古い車両で最近トレンドのコンセントや
あとテーブル、ひじ掛けがないんだよね。
あと、シートピッチも狭く前席の暖房が下まで
詰まっているから足は伸ばせないな。
つばめ:サザンプレミアムと比較してどうなんかな?
すわろう:結構、トレードオフの関係のように感じるよ。
つまり、コンセント付きで足を延ばしやすくて、
固めの座り心地が好みの人は新しい車両の方が
いいような気がします。
なお、この車両は、JR北海道のUシートと同じようです。
さあ、和歌山を出発進行!
つばめ:ところで、和歌山からお客さんはいっぱいなの?
すわろう:このサザン6号は、和歌山市を6:56発で
なんば8:04とまさに大阪への通勤に
もってこいの列車です。
でも、和歌山出発時点ではほとんど
乗っていなかったです。
和歌山大学前・みさき公園でも
次の急行列車を待つ人も多くいました。
ただ、同駅では半分くらい埋まりました。
尾崎で6割ほどに。
そして、泉佐野でほぼ満席に。
岸和田も残った僅かな席に乗ってきて
満席になりました。
つばめ:降りる人は?
すわろう:堺では数名降りていきました。
天下茶屋と新今宮で1/3ずつ降りていきました。
つばめ:サザン号は阪和間を結ぶ特急列車なので
都市間連絡特急みたいなイメージ
だったけどなんか随分違うね。
すわろう:平日は、まさに通勤特急って感じですね。
日中はかなり空いていますからね。
つばめ:このサザンって指定席の比率高いよね。
すわろう:そこなんですよ。指定席も自由席も4両ずつの
8両編成なの。
同じような一部指定席を運行している
名鉄は指定席2両、自由席4両。
京阪は指定席1両、自由席7両なんだよね。
つばめ:この列車のコスパってどう?
すわろう:この通勤時は、まさに「コスパ最高」520円で天国。
増して、520円で最大阪和間約60キロ
1時間以上も乗れる。
それから自由席車と指定席車の格差の大きさ
(自由席はロングシート)を考えると
コスパいいですね。
まとめ
・特急サザンは、ほぼ終日なんばー和歌山を30分毎に結ぶ
・一部座席指定席特急で、指定席の比率が高い
・指定席にも3種類ある。
・その中で一番古いタイプがかけ心地はいい。
・最新のものはコンセントひじ掛けがついてくる
・平日は昼間ガラガラ。朝夕は満席に近い
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