普通列車グリーン車の値段変更「長距離より、中距離優先!スイカタッチ優先!
JR東日本で運行されている、普通列車に
連結されているグリーン車ですが大きく
料金が変更されるようです。
そこで、その狙いと特急列車との関係性も
含めてみていきたいと思います。
グリーン車の料金の変更前と後
つばめ:2024年のダイヤ改正では、
JR東日本の普通列車のグリーン車
サービスは大きく変わるね。
すわろう:今までのサービスと
これからのサービスの違いを
ここに貼っておくね。
つばめ:これって単なる値上げなの?
すわろう:いや、そうでもなさそう。
今までの平日料金と土休日料金が
なくなるね。
これは、土休日の行楽でも乗る人が
多いという事情なんだろうね。
それより、「スイカで乗る方が
安くなる」というのは
「グリーンアテンダントのチェックの
手間を省く」というのが狙いだろうね。
全国の交通系IC全てで乗れるのか?
つばめ:関西人で、スイカを持たない私に
とっては痛い・・・
ICOCAもグリーンタッチで乗れる
ようにしてほしい。(切実)
トイカ(名古屋)はできるのに・・・
JR東日本が乗ってほしいと思うお客さんは?
すわろう:もっと優遇しているのは、
ビューカードでポイントを貯めている
人だよ。
ビューポイントでこのグリーンに
乗ろうと思うと距離関係なく
600ポイントで乗車できるみたいだね。
すわろう:次に、長距離は大幅値上げに対し
近距離は僅かながら値下げもあるよ。
つばめ:えー意外だね。
すわろう:平日に50キロまでのスイカで乗ると
750円で30円の値下げだね。
つまり、できるだけ短い距離を乗って
くれることを優遇しているね。
それと、これからは50キロ、100キロと
距離を意識して乗る方がお得ということが言えるね。
すわろう:あと、100キロを超える区間が大きく
値上げした理由の一つに、常磐線を除く
路線は一つの列車で2つの輸送需要を
カバーしている場合が多い。
高崎線から東海道線など・・・。
だから、路線を跨いで長距離乗車する
際には、2列車分いただこうと。
あるいは、1本の列車1つの座席で
2回分収益を上げようということではと
考えています。
首都圏チケットレス特急券と普通列車グリーン比較
つばめ:なるほどね。ところで、特急料金と比較はどう?
すわろう:100キロまでの場合、首都圏の特急の
チケットレスは920円、
普通列車グリーンは1000円なので、
特急が安いの。
つばめ:いやーこれやったら特急使うね。
すわろう:でも、JR東日本はそこは抜かりなく
対策しているよ。
つばめ:どんなの?
他社も絡む3つ巴の区間の比較
すわろう:東海道線なら100キロまでは、
品川ー熱海なんだけど、
特急踊り子はそんなに頻繁に
走っていない上に、中には
サフィール踊り子のように全車グリーン車
という例外もあるから特急側を使いにくく
しているよ。
それに、東京ー熱海にすると特急1480円、
普通グリーン1550円になるよ。
なお、この区間の新幹線の自由席特急券は1760円。
普通グリーンの割高感がある。
つばめ:他の線で、特急と普通列車グリーンが一緒に
走っている路線ある?
首都圏屈指の高速運転する区間の比較
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