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採用って単純な足し算じゃない

会社で人が辞めるというので、新たに採用するって時に、工数(単純能力)換算で採用しようとする経営者少なくないのかもしれない。

・辞める人の作業能力(純粋なタスク処理の能力)が10だとしたら
・新たに採用する人の要件「作業能力10の人」としがち

という話。100%間違ってるかというとそうではないのかもしれない。でも作業能力だけでは測れない能力ってあると思ってて、例えば先日シーミーさんが書いてた「良い空気を作れる人」なんてのはその部類に入る。他には「リーダーシップある人」みたいなのも。

「作業能力10+ムードメーカー」の人が辞めてしまい、新たに「作業能力10」の人を採用したら単純なタスク処理はまかなえるとは思う。けどチーム全体、会社全体のムードは悪くなり、結果として全体の数値が下がってしまう。そういうケースってあると思う。

「退職したから採用」って単純な足し算として考えがちな人って意外と多くて、でも陥りやすい罠だと思うので気をつけた方がいいんじゃないかな。


リモートワーク生活のことを考えてるうちに、採用についていつの間にか考えてしまったのでメモということで。wifiやデスク、椅子などはすぐに整えられる。足し算が簡単。足し算が難しいところはどこか?物質的ではない面が難しいよな、と。

街歩きで生計をたてて生きていきたい...