社会人時代⑩

Windows95にするまで、3ケ月くらいはWin3.1からネットに接続していたのではないだろうか。色々な所を回っていたのだが、結局たどり着くところはエロページだった(^^;この頃は会社のFAX回線に14,400bpsモデムを無理矢理つけて接続していたのだがFAXを使うたびに回線が切れてしまうのである。まことにストレスが貯まるのだが、仕方の無いことである。しかし何かをダウンロードしている時に急に切れてしまうのは耐えられなかった。したがって、日曜にこっそりと会社に出てきて落とすこともしばしばであった。

しかし、今から考えてもこの頃はネットひとつに大変なお金がかかったものだ。プロバイダは一応、月極だったが、制限時間を超えると料金がかかってしまう。おまけに電話代はまるまる取られていた。自分は自宅ではネットをやらなかったが、この頃知り合いでは電話代だけで月3~4万というのもザラにいたようだ。
NTTも色々と戦略を考えて来てこの頃、力をいれていたのがISDNだった。そしてテレホーダイである。しかしテレホといっても夜11時~朝8時の時間帯だけ特別料金で使えますよといったものだ。
今から考えるとバカみたいだが、少しでもお金を節約したいものにとってはこれしか方法はなかったのだ。

結局98年までノートやデスクトップを増やしたりしたが、この状態が続くのである。この時代が一番平和だったかも知れない。

LANの完全導入
そんなこんなのうちに98年となり色々と環境を整えることとなった。なんと6台ものマシンを一気に導入、そして2Fと3FをLAN配線する事となったのである。おまけにインターネットも専用線を導入することになった。設定は業者に頼んだのだがこの業者が一年も経たないうちに倒産してしまうのだ。結局、細かい所はこちらで設定することになり、色々勉強するハメになる。いきなりファイルサーバーとWWWサーバーとメールサーバーの管理である、ちゃんと動いている間はいいのだが、ダウンすると大変である。
WindowsNTなど触るのも初めてだしユーザーの管理などもよくわからなかったが、なんとか運用することができていた。
2000年にも6台マシンを導入し、2003年にもマシン3台導入した。そして
翌年2004年の1月にNTのサーバーマシンを富士通のPRIMERGYに入れ替えることになる。そして3月にはこの会社を去ることになるのだ。そして独立して会社を経営する事になった。

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