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リスアニ!LIVE 2022 01.22 SATURDAY STAGE

コロナ禍になってから武道館にコンサートやライブイベントを見に行ったのは今回が5回目だ。

ちなみに過去4回はいずれもアリーナ席だった。

2020年12月 眉村ちあき
2021年1月 STU48
2021年1月 =LOVE
2021年11月 AYAKARNIVAL

以上がその4回のラインナップだ。
同じアリーナ席といっても、イコラブは最前列のセンター寄りだったし、AYAKARNIVALは後ろから数えた方がはやい位置だったりと条件は違うが。

でも、今回は2階スタンド席になってしまった。
理由は大きくわけて2つあると思う。

まずは、先行発売がスタートしていたことに気付かず、自分が本公演のチケット発売が既に始まっていたことを知った時には3次先行になっていたからだ。

そして、もう一つの理由としてあげられるのが去年の年末より、日本人の間でコロナ自粛なんてしなくていいという風潮が高まっていることだ。
つまり、コンサートや演劇に行きたいと思う人が増えたということだ。

一般的にイープラスや楽天チケット、ローソンチケット、チケットぴあを通じてチケットを購入すると本当に厳正な抽選を経て当選者を決めているのかどうか疑わしく思えるケースが多いとされている。

男より女性、中高年より若者、お一人様よりグループ来場者。そういう基準で当選者を決めているフシがあるように思える。
FC先行発売でもチケットの発券システムがこうしたチケット会社を通じたものだと同じことが起きる。

コロナ禍で人々が自粛モードの時は、購入希望者が少ないから、男で中高年でお一人様でも当選するし、場合によってはアリーナ席も与えられるが、自粛モードでなくなり、購入希望者が増えると、男で中高年でお一人様はなかなか当たらないし、当たってもクソ席しかあてがわれないってことなんだろうね。苦しい時を支えてあげた人たちに対してそんな仕打ちをするとはね…。

それにしても、最近の日本人って、ゼロか100かの思想の人間が増えた気がする。オミクロン株は重症化しないから何をしてもいいと思っている人間が多いんだよね。
ある程度の制限をかけながらも、できる範囲で経済活動、社会活動を回していくというのが本来のありかただと思うけれどね。

仮にこれまでの株と比べて重症化率が10分の1だったとしても、感染者数が10倍だったら、それは同じことなんだよね。
だから、重症化しないとか、感染者数より重症化率の方が大事なんていう主張は、外で騒ぎたいだけの連中、昔ながらのやり方でしか仕事ができない連中が言っている詭弁でしかないと思う。

東京の感染者数を見れば、この1ヵ月(21日現在)で250倍以上になっているわけだから、それだけ、医療機関の負担も増えているわけだし、それに伴い、濃厚接触者も増大しているんだから、本来ならライブイベントなんてやるべきではないんだよ。

日本のマスコミは最近、欧米の感染状況は落ち着いている、だから、オミクロン株を恐れる必要はないという報道が増えているし、尾身も人流を抑える必要はないとか言っているが、それは今の日本国民にコロナは風邪論者が増えたので、そうした人たちに受けるコメントを言った方が自分たちの株が上がるからそう言っているに過ぎないんだよ。

本当に米国の感染状況が問題ないなら、じゃ、何故、グラミー賞の授賞式は延期されたんだよって話になるしね。

それに英国がコロナ絡みの規制を緩和するのはどう考えても、ジョンソン首相が自らを巡るスキャンダルへの批判をかわすために、国民に規制緩和というアメを与えているにすぎないのは明白だしね。

だから、コロナ禍である以上は、ましてや、オミクロン株のような感染力の強い株がまん延している時は、本来ならフルキャパでチケットを売るべきではないんだよね。
本公演のチケットの発売が開始された時点ではオミクロン株の存在は知られていなかったかもしれないけれど、一般発売の頃には海外で猛威をふるっていることは報じられていたし、多少遅れても日本でもその影響が来るのは明らかだったのだから、一般発売の枚数を減らすとかできたはずなのにね。

それで来場者に使えないアプリのCOCOAのダウンロードを推奨して、感染症対策しているアピールしているんだから、いい加減にしろって感じだ。

あと、本気で感染症対策しているなら、来場者都合でも払い戻しすべきだよ!発症した人や無症状感染者、濃厚接触者に指定された人は来場できないのだから、こういう人には払い戻しをすべきだし、コロナ感染の可能性は低いけれど体調不良の人や、体調は問題ないけれど感染リスクが高まるようなところへは行きたくないという人にも払い戻しをすべきなんだよ。

なのに、来場者都合の払い戻しは一切しないって、それのどこが感染者対策をしているんだよ!

結局、感染した人が悪いみたいな風潮が、感染しているor感染の可能性があることを隠して出歩き回り、ウイルスをばらまくことになるんだよ!感染したら経済的損失が大きいわけだしね。無駄になったチケット代、予約していたレストランのキャンセル料、全て自分持ちだからね。

コンサートなどの運営や飲食店は本当に感染症対策をしているというのであれば、払い戻し対応やキャンセル料免除をすべきだと思う。

しかも本公演では降幡愛が濃厚接触者に指定され、出演をキャンセルしているわけだし、彼女目当てのファンに対しても払い戻し対応をすべきだと思う。

数ステージど同時に進行するタイプのフェスであれば、あるアーティストの出演がキャンセルされても同時間帯に別のアーティストのパフォーマンスが展開されているから払い戻しする必要はないと思う。

でも、本公演のような1ステージで展開されるタイプのフェスは払い戻し対応すべきだと思う。

たとえば、U2の来日公演でボノが体調不良のため、残りの3人でパフォーマンスを行うことになりましたってなったら、普通は払い戻しを要求するでしょ。1ステージ制のフェスで出演者が減った場合は払い戻し対応をすべきだと思う。

去年の六本木アイドルフェスティバルのようにコロナの影響で出演をキャンセルしたアイドルのかわりに別のアイドルが出たり、他のアイドルが持ち時間をのばしてパフォーマンスしたりすることもあるけれど、大抵は公演時間は欠席者が出た分、短くなるわけだし、ましてや、土日の公演は出演者の少ない金曜日公演よりチケット代を高く設定していたわけだから、尚更、払い戻し対応はすべきだったと思う。

いい加減、エンタメ界や飲食店は被害者ぶるのをやめようよ!

あと、オタクもクソな奴が多い!勝手にひとの席にモノを置くな!
それに、謝りもしないし、タメ口で話してくるし…。明らかにこっちの方がお前より年上だぞ。本当、童顔ってこういう時になめられるから困るよな…。

さらに、こいつはデブで場所取るから、こっちのスペースを奪われてしまうし、汗くさいし、何でこっちが気を使わなきゃいけないんだよ!自分の席に置かれたこのデブの汗がしみこんだペットボトル経由で変なウイルスに感染したらどうするんだ!
しかも、こいつは隣の席はあけて販売しているものだと思っていたとかほざいてやがる!

だから、全席のチケットを発売するのはダメなんだよ!
全然、感染症対策していないじゃないか!

本題に入ろう。
キャンセルとなった降幡愛を除くと出演アーティストは以下の7組だ。


IDOLY PRIDE 星見プロダクション[【月のテンペスト】【サニーピース】]
藍井エイル
岡咲美保
鈴木みのり
halca
May’n
ReoNa

このうち、定期的にCDを買っているアーティストは5組だから自分にとっては非常にお得なラインナップとなっている(降幡愛も出れば6組だった)。しかも、このうち、過去に生でパフォーマンスを見たことがあったのはReoNaだけだったので、お気に入りのアーティストを一気に生で見られる好機会となっている。

以下、ステージを見た感想。

●May'nはやたらと声が出せないことに対する不満を述べていたけれど、コロナ禍になってから丸2年が経過したのだから、いい加減、新しいやり方に慣れよって思う。ジャンルを問わず、観客よりもアーティストや運営の方がいつまで経ってもコロナ禍のやり方に慣れていないよねって思う。だから、アーティストには同情できないんだよね。

●halcaは表情がよく分からない2階席から見ても可愛いと思った。

●岡咲美保はオタクが好きなタイプだよねって改めて思った。自分も好きだ。

●IDOLY PRIDE目当てが今回の観客では最も多いんじゃないかという気もした。会場となった武道館最寄り駅の九段下駅にはIDOLY PRIDEのポスターが貼られていたしね。ちなみに私は相川奏多推しです。

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●鈴木みのりは今回の出演者の中で唯一、1枚もCDを買ったことがないアーティストだったが、パフォーマンスは非常に良かった。ネギを持ったパフォーマンスはよく分からなかったが。

●ReoNaは間違いなくこの日のステージでのベスト・パフォーマンスだった。圧巻の一言!
“ないない”を生で初めて聞けて良かった。“ないない”は去年を代表するアニソンの1曲だしね。
彼女って、陰キャ的イメージだけれど、1曲歌うたびに、“ありがとう”って言ったり、深くおじぎしたりするんだよね。見た目とは違って意外と謙虚。
でも、自分の楽曲には丁寧語の“お”をつけて、“お歌”と呼ぶのは謎だが。

●藍井エイルだけ、パフォーマンス後のインタビューコーナーがなかったのは何故?彼女は他のアーティストより披露する曲数が多いから?
まぁ、インタビューコーナーは座席によっては、アーティストの姿が見えなかったりもするし、進行がダレるので、個人的にはない方がしっくり来るとは思うけれどね。

それにしても、MCとかを聞いていると、ReoNaも藍井エイルもアニソン歌手と呼ばれることにはそんなに抵抗がないみたいだね。
LiSAのような、きっかけさえあれば実写作品タイアップをやりたがり、地上波音楽番組に出たがるアーティストとは違うのかな?

●急遽キャンセルとなった降幡愛についてステージ上で何も触れないのは何故?MCがいるんだから、冒頭でも最後でもいいから一言言及すべきでは?しかも、開演前には場内で彼女の楽曲のCMも流れていたし…。

来場者全員が事前に公式ホームページやSNSをチェックしているとでも思っているのか?
確かにアニオタにはチェックしているのが多いとは思うけれど、平日だったら、仕事や学校終わりで直行することもあるから、チェックできないこともあると思う。今回はたまたま土曜日だから事前に降幡愛の欠席を知っていた人が多かっただけで、平日だったら、最後まで見て出てこなかったのは何故って怒り狂う人も出てくると思うな。
そういう知っていて当たり前、知らないのはお前が悪いみたいな態度を取るからオタクは世間から嫌われるんだよ。

●最近、アニソン系のライブを見ていると、1番のAメロで観客がまくし立てるように手拍子をすることがお約束になっているようだ(バラードを除く)。Aメロ部分で同じメロディが複数回繰り返される場合は、繰り返しに入る前まで手拍子。すぐにBメロに突入する場合は、Aメロ終わりまでという感じで手拍子が入る。

これって、アニソン系のライブでは1番のAメロ部分で、“ハイ!ハイ!”とか、“オイ!オイ!”という掛け声が入ることが多かったが、コロナ禍になって発声禁止になったことから、その代替案として、オタクたちが自発的に生み出した応援方法なのかな?

《追記》
そういえば、これが今年最初のライブ参戦だ。

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