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地下アイドルやその運営の守銭奴化が悪化している

最近、地下アイドル(半地下を含む)や運営(元職を含む)が、Xなど大勢の目に触れる場で金を使わない・使えない奴はファンではないと公言するのを見かける機会が増えた。

物価高やインボイスの影響を受け、手取りが減り生活が楽ではないから、こういうあからさまな金を寄こせ系のコメントをするのだろう。

過疎っているところのみならず、チェキ列が混雑して盛況に見えるところですら、こういうことを言うのだから、以前に比べて経済的に苦しくなっているのは間違いないと思う。

そもそも、アイドルや運営が物価高や増税で自由に使える金が減っているということは、オタクの方だって同様に金銭的余裕がなくなっているんだよね。

それなのに、ライブに来て物販に来ない奴は客じゃないとか、物販に来ているのにもかかわらずチェキを1枚しか撮らない奴は客じゃないみたいに言うのはダメでしょって思う。

そもそも、ギャラという名の出演料が支払われないのに、場合によっては出演料という名の出店料を取られることがある半地下・地下アイドルの対バンのシステムがおかしいんだよね。

ライブ会場に来たり配信を見たりした時点でオタクは経済活動をしているんだから、アイドルや運営に文句を言われる筋合いはない。配信を見れば電気代や通信料が発生するから立派な経済活動だ。

文句を言うなら、金を使わない・使えないオタクではなく、業界のシステムや実質賃金を減らしてしまった自民党に言うべきだ。
アイドル運営にはネトウヨ寄りの思想の者が多い。そこまでは行っていなくても老害思想(40代以下でも)の者が多いから、自民党の悪政のせいで自分が負け組になったと認められない。だから、客批判に走るのだろう。

こうした金を使わない・使えない奴は客ではないという主張の激しさでどこよりもイラっとさせてくれるのが9時間1500円(&DreaMy、透視能力を手に入れた世界線でヲタクがしたい!という名義でも活動)の運営だ。

最近はどうやら、3000円以上使わない・使えない奴は客ではないと言い出しているようだ。

対バンライブなら池袋SOUND PEACEで開催されるものや無銭ライブなど一部を除けば、ほとんどが入場料はドリンク代や発券手数料など込みで3000円を超えている。
ここは、主催公演で無銭エリアのチケットというのを発行しているので、ここの運営は無銭ライブに来たら物販で3000円を使えと言っていると取ることもできるが、でも、有料客に対しても同じような言い方をしているようにも見える。

入場特典としてチェキ券を配っているのに、その特典として配られたチェキ券を使いにくい雰囲気が漂っているのは、運営のこうした守銭奴発言によることに起因しているのではないかと思う。

金を使わない奴は客ではないという主張が通用するのは水商売と地下アイドルだけだと思う。

スーパーとかコンビニに買い物に行き、買いたいものが売り切れだったので、買い物を諦めて店を出た人だって客だ。買いたいものが売り切れているのに無理矢理何か買わなくてはいけないと出られない店なんて行きたくないと思うのが普通の消費者だ。
大行列が出来ているが、この列が落ち着くのを待っていたら、この後の仕事や用事に遅れてしまうからという理由で買い物するのを諦めることだってある。大行列に何時間も並び、仕事や用事をすっぽかさないと客と認めてもらえないなら、そんな店なんてゴメンだと思う。

地下アイドルの物販だってそうだ。混んでいるから今日はチェキを撮るのは諦めよう。明日は仕事が朝早いとか、急遽、職場から呼び出されたという理由で今日はライブだけ見て帰ろうと思うことの何が悪いのだろうか。

結局、ここの運営が一時期、元アイドル運営の何とかというアカウントと対立していた際に、元アイドル運営側がここの運営に“アイドルと水商売は違う。あなたたちのやっていることは水商売だ”といったニュアンスのことを言っていたがその通りだと思う。物販で最低3000円使わない奴は客と認めないなんて、いくら、他のアイドルよりチェキ代が安くても客1人あたりに“義務付けている”単価がこれでは全然安くない。

トーク・サイン付き1000円のレギュレーションのところだって、チェキ1枚だけ撮って帰るオタクはかなりいる。ここの運営の考えだと、そういうオタクは客ではないってことだからね。

どう考えてもアイドル業界の市場規模は地上・地下・半地下問わず縮小している。
なのに、金をたくさん使わない奴は客ではないなんてアイドルや運営が主張したりするのでは、さらに客離れが加速するだけだ。

あと、カメコエリアを設け、そのエリアの人のみ撮影可能にするか、全てのエリアの人に撮影許可を出しているかはともかく、日本のアイドル現場のカメコというのは実質、アイドルや運営にノーギャラでこき使われている(というか、労働者側が何故か雇用主に金を払っている)広報カメラマンなんだから、そういう人たちに対してチェキを撮りに来ないとか文句を言うのもおかしいと思う。ただ働きさせておきながら、さらに雇用主に金を払うのはおかしい。詐欺というか、新興宗教と同じだ。

まぁ、水商売はコンカフェだろうと、キャバクラだろうと、ホストだろうと、何故か従業員の飲食費を客が払うというワケの分からないシステムになっている。最近の地下アイドル(運営含む)にはコンカフェ(メン地下ならホスト)をやりながらアイドル業をやっているのも多いから、おかしな日本の水商売のシステムが他の現場でも通じると思っているんだろうね。

その分野が好きな人を軽視し、金を使いまくる奴、ファンでない人を優遇するというやり方はTOHOシネマズも似たようなものか。

毎週映画館にやって来る客は映画の鑑賞料金にしか金を使わないし1人で来るのも多いが、年に数回しか映画館に来ない勢力は家族連れやカップルで来場するし、ドリンクやフード、グッズを買うから、その1回限りの単価は滅多に映画を見ない奴の方が高くなる。だから、TOHOシネマズは映画ファンでなく非映画ファンを優遇している。

映画を見ることよりも売店でドリンクやフードなどを買うことを重視するTOHOシネマズ。ライブをみることよりも物販で金を使うことを重視するアイドル運営。本当にそっくりだ。

それから、ここの運営はケンカ別れした元メンバーが転生しないように“再就職先”に脅しをかけるようなほとんどヤクザのようなこともやっているようだが、いまだに、そういうのを当たり前と思っている感覚も信じられない。コンカフェの世界はいまだにヤクザが仕切っているということか…。

あと、自分に対して否定的な意見を述べてきたオタクをブロックしまくるという河野太郎みたいなことをやっていることにも呆れてしまう。

そのくせ、インフルエンサー的なオタクや同業者の場合は否定的な意見を言ってもブロックしない。結局、バズれば何でもいいと思っている。

やっぱり、ここの運営のやり方は好きになれない。

何故こんな話をするかというと、今回、仕事の都合で、本来ならこの日は休みだったのに、老害思想の上司が人の都合も構わずに仕事を振ってきて物販に顔を出している時間がなくなってしまったからだ。

仕事や家の用事など色々あって物販に行く時間が取れないことだってある。
そういう人間まで、お前なんて客じゃないって言われたらカチンと来るよね。

そんなわけで、ここの主催ライブに参戦した。無銭エリアではなく有料エリアのチケットを購入しての入場だ。これでもここの運営や洗脳された信者は金銭的余裕のないオタクとしてこちらをバカにするのだろうか?特典券を使わず3000円以上チェキを撮らないと客と認めないのだろうか?チェキ券は3000円分以上買ったけれどね。





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