【デザイナーの妻から学ぶ物語】”その瞬間の心に従え”

「もうやだ!!」

寝室から妻が飛び出してきた


その後 長男 次男
続いてでてくる

「もう!!寝かしつけ変わって!!」
「長男も次男も寝ない!!」


色々仕事の方で期限に追われているらしく
寝かしつけに時間がかかって
耐えられなかった様だ

妻は時々 余裕がゼロになって
大爆発することがある
今回は小爆発程度だった

確かに
「やらなきゃいけないこと」がある中
余裕は作れないですよね


私)「今日は会議ないから変わるよ」
ということで寝かしつけを交代


長男・次男)「ままーまーまー」と泣き
長男)「ままがいいーーままー」と叫ぶ


私)「ままだよー」
と言いながら
次男をラグビーボール持ちし
長男をヒコーキ持ちして
寝室へ着陸


こういう状況の妻からは
一旦子供を離して落ち着かせることが重要
とこれまで色々やってきて学びました


暗闇の中
次男は転がりながら
次男)「あぅーーあ”ーーあっあっぐえぇー」
と発声練習を始めた
こうなると気が済むまでさせるか
違う刺激を与えて忘れさせる以外黙らない

だからあえて長男と話をした


長男)「ままとねたいよーーーううぅぅ」(泣き)
これを暗闇でずっと叫ぶ
お父さんたちは経験あると思いますが
こうなると中々寝ません
悲しい出来事に頭がいっぱいなんです

私)「ままとねたいの?」
長男)「うん ままとねたいよーー」(泣き)
私)「ままのこと好き?」
長男)「うん」
私「大好き?」
長男)「だいすき」
私「幼稚園で大好きな友達いる?」
長男)「○○君とXX君」
私「へー ○○君とXX君はいつも遊んでいるの?」
長男)「うん 今日はかけっこの時間に競走したの」
私「いいね 誰が一番だったの?」
長男)「<長男>くん」
私「おぉー 凄いね <長男>早いもんね」
 「なんで早いの?」
長男)「んー…強いから」
   「てぃーちゃんも強いから早いでしょ?」
※「てぃーちゃん」は息子達が私を呼ぶ時の名前
私)「早いよ 新幹線ぐらい びゅーって早いよ」
長男)「すごいね!! びゅーって?」
私)「そう びゅーって」
  「大好きな友達と遊んで楽しかった?」
長男)「たのしかった また明日遊びたい」
私)「そうだね」
  「じゃーママにさ」
  「『大好きだよ おやすみ』って言っておいで」
  「言ったら戻ってきて寝ようか」
長男)「(うなずく)いってくる」

長男はドアを開けてリビングにいった


この会話の間
ずっと右側でゴロゴロしながら「あうあぅ」言っている次男

(こいつは…疲れてないのか やばいな)
そう思い「くすぐりの刑」を実行


次男)「あひゃひゃひゃ ぎゃーーー あはははは」
脇をせめ
首をせめ
あばらの溝をせめ
太ももの内側をせめ
ありとあらゆるウィークポイントを惜しみなく
全力で攻めていた

途中でピタッとやめると
次男はもっとやってほしそうに見つめてくる
(たまらない)

第2ラウンド開始


・・・・・


第4ラウンドを開始しようとした時
寝室のドアを開ける音がした

私)「おかえり<長男>遅かったね」
  「...ん??」


そこにいたのは
長男と大きな影もう1つ



そう 妻だ



私)「(あれ?1人多いな)どうした?」




妻)「<長男>と仲直りしたから」
  「私が一緒に寝るの」
  「変わって!!」


私)「はいどうぞ」
  「次男はほぐしておきました」


寝室から出た途端
次男は私を恋しく思ったのでしょう
大きな声で泣きました

次男)「(てぃーちゃん)」
(ってね)



15秒ぐらいで泣き止みましたけど



■ 妻からの学び

その時 その時で感じた
心が動いたことに
素直に従うことが重要



これは非常に難しい
難しすぎる
・・・・頑張ってみよう

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