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ユーザー車検(一部の人へ)のお勧め 1 /2

日本で車を持っていると多くの人は2年おきに、新車の人は3年目に、古い車を持っている人は毎年車検を通さなけばならない。ここで言う車検は継続車検と言って既に街中で走ることが出来る車の車検の事。

ちなみに排気量が250ccを超えるバイクにも車検がある。俗に250ccと呼ばれるバイクは、250cc以下の排気量の事を言うので車検不要。250cc未満かと信じていたが、国土交通省も250cc以下と250ccを超えると表現しているので、”未満”という呼び方はしないのだな、この歳になって新しい発見。

ずっこけたが、ここは多くの自動車ユーザーには関係ないお話である。何故なら多くの人は自動車屋(ディーラーとか修理屋とかGS)に車検を頼むので自分で通そうとは思わないからね。

車検は名前の通り、車の検査の事で所定のレベルの品質を保っているかどうかを検査する事なのだけど、意味も分からず毎回何万円〜10数万円かけて頼むものになっている。2年に1度の大イベントだ。

これを書くのは車検は自分でも検査に出せるということを書きたいの。ユーザー車検という言葉を聞いたことがある人だっらその事だ。

次回に具体的な方法を書きます=  (東京陸運支局の例)

多くのディーラーでは車検時にバッテリーやらブレーキパッドやらの消耗品を交換する。次の2年までに減ったり故障したりしないように事前に交換をしておこうという親切でかつありがた迷惑な対応である。私は徐々に消耗する物は、交換時期になったら自分のタイミングで交換したい。万が一セルが回らなくてもバッテリーにお湯をかければ一時的には復活するし、半年に一度のスノータイヤの交換の時にブレーキパッドの残りは見るようにしているし、かつすり減ってしまうと兆候があるものだ。

多くの一般ユーザーはそんなの知らないし気が付かないので車検時に一応交換しておきましょうとなる・・・それで検査代+部品代+工賃となり高額となってしまうのだ。前車の1回目はディーラーに出したらバッテリーが弱っているので交換すると言うので阻止したら2年後まで不具合なく動いていて、5年目に自分で交換した。セルモーターの勢いが弱くなると分かるものなのよ。

もちろんその他の細かい検査をするのが車検になっている。多くの車の持ち主は運転は出来るけれどもボンネットを開けた事もないし、不具合が出たら修理に出すのが当たり前になっている。まぁ、時間と共に車も経たってくるので、それなりの故障も出やすくなるのは確かだが、1回目はほぼ新車なのでそのまま乗っていて大丈夫だという私の判断。

車検時に自賠責保険と重量税を払わなければならない。これはどこでやっても払わなければならないものなので、これだけはどこでやっても必須。口の悪い人に言わせると、これを払わせる為に車検のシステムがあるという・・・外国では無いらしいからね。

昔は自動車税(重量税とは別に払っている・これは毎年)の納税証明書 (支払い確認)も提出必要だったけれど、今は別ルートで確認が出来るので不要となった。

まだ書いてないけど次回いつか、ユーザー車検の通し方 を書きますので、そちらを参考に。ここまで読んでいる人いるのかな??

各都市に車検場がある。うちの管轄の正式名称は 国土交通省 関東陸運局 東京運輸支局 (品川ナンバーをくれる所) ・・だが、鮫洲 (さめず)で一般的には通用する。隣にある、鮫洲運転免許試験場 (免許書き換えとか免停の講習とかやる場所)と隣同士で、両方とも鮫洲で通用する。

ユーザー車検のメリットは費用が安い事。先ほど書いた 重量税と自賠責保険は全員払うのでこれは必要。あと、検査の試験をするのでその費用 2400円が必要。費用はそれだけ払えばいい 何十万円もしないで済む。

例)一般的重量 1.2トンのガソリン乗用車(エコカー以外)で、東京の検査場で、5年目(2度目の車検)の場合
検査費用    ¥2400
自賠責保険 ¥17650(2023年4月より値下げ)
重量税      ¥24600       合計:44650円が必要となる

私ごとで恐縮だが、クリーンディーゼル車というエコカーの3年目の車検だったので、なんと! 重量税が免除
よって、自賠責と検査料で今回の車検は 20050円で済んでしまった!
車検に何十万円も払う人ごめんなさい。


値段ではいいことづくめのユーザー車検だが検査は土日やってないので平日の半日を使わなければならない。
故障は自己責任なので、検査を自分で行うか不具合点を自分で把握しなければならない。多くの場合は故障しないけれども・・・
専門的なので書類の用意やら事前検査をしたり、機械の検査の予習が必要。

私に言わせると、ボンネットを開けた事がない人、自分でタイヤの交換が出来ない人、又はやった事はなくてもやれる自信がない人、言われた事を判断して冷静に行動が出来ない人(40km/hを維持してパッシングする..等)・・にはお勧めしません。出来なくはないだろうけれども、多くの人を支配して時間を費やす可能性が大きくなる。それでタイトルに(一部の人へ)と書いてあるのです。


・・・とはいえ、少しのテクニックがある人にはおすすめです。
次回具体的なやり方を書きますので(実はかなり書いてある)参考にして挑戦してみて下さい。

具体的作業のやり方へ続きます  ユーザー車検の勧め 2/2 ↓



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