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Neh.via #1 ネビア

Neh.via #1 (1回目ということ)

ここは日本なのか? ちと大げさだが雰囲気はともかく、出てくる料理はイタリアのミシュラン星付きレストランですよと言われても納得するレベル。高級リストランテの風格がある。大変失礼ながら、このレベルの料理が出せるとは思っていなかった・・・ 普通かちょっと美味しいレベルを予想していたのだが、予想は的中せず全てが超美味しいという嬉しい期待はずれ。

ここは、横浜市のあざみ野にある、岩男啓介 のレストラン Neh.via ネビア 
意味は『ピエモンテの霧がかかる通り』とのこと、霧はnebbiaだからね・・ ワインのぶどうネッビオーロも霧からついた名前のはず。この霧のBをVにしている所がおしゃれなのだ。

2023年2月追記:
メニューは基本的に固定で、基本的に予約がないと入れないです。料理の内容は変わりますので ↓ これはこの日出てきたもので、リクエストは出来ませんのでそのつもりで。

この日の料理の中でまず1番に言いたいのは、メインディッシュのラム肉。表面を焦がす音がしていたのだが、かなり時間が経ってから登場してきた。焦げ面は超カリカリ、中は生より柔らかい超ピンク。私はよくメインにラムを頼む事が多いのだが(多分何十と食べている)、自分で焼いたのから三ツ星レストラン迄を含めてもこれは人生で BEST5 ラムの称号をあげられる。じゃ、1位は何処だと聞かれても困るけれど、パリで食べた アニョー・ド・プレサレ かなぁ・・ポイントはそれ級の肉を横浜で食べられるということだ。次の日になってじっくり考えてみると Best3 かもしれない。

Anello

あとは、ピエモンテ州特産 グリッシーニ(長細いパン)。これも美味しいのとそうでないのとでは大きな違いがあるけれど、イタリアで食べるのと比較してもトップレベル。その辺のイタリアンで付属でついてくる細くて幅広の白い袋に入ってるポソポソのとは次元が違うからね・・ ポリポリの食感やら、表面のカリカリとザラザラまで文句のつけようがない。

Grissini

  ↑ Neh.viaの        市販の↓

安グリッシーニ


ま、あえて言えばパンは普通に美味しいレベル。その辺のいや高級店のパン屋のには匹敵するが、エクセレントではなかったかもしれない。本人も改良の余地があると言っていた。

*2023年2月追記:ちょっと前のインスタでパンは格段に美味しくなったと自己報告あり。信用出来そうな内容なので、ここは全て美味しいと言う事になる。まだ2回しか行ってないので次行かなきゃ・・・

pane

アンティパスト(前菜)#1 はカマスと京茄子、詳細は書かない(書く能力が低い)けれど同じレベルになっているフレッシュ感がいい感じ。オレンジの粉はカラスミ。

Antipasto#1

日本ではポルチーニは安易に手に入らないのと時期でないので、他のキノコだと思うけど思い出のフンギ(キノコ)というタイトルの皿 #2。All'Enoteca を思い出す味だなぁ・・・ 

Antipasto#2

次に、北の方(アオスタだったか?)内蔵を固めたような豚足を固めて揚げたもの #3 ・・名前忘れたがお品書きを見ると バトソワ と書いてある。後で調べたけれどカタカナではgoogleでも一つしか出てこない。これが2番目にGoogleに登場か? ・・ピエモンテのタヤリンのようにイタリア内でもこの名前は方言なのかな。この食感は好みがあるかもしれないな・・

Antipasto#3

おまけ・・なんと! 次の日Googleで調べてみたらバドソアで検索すると2個目に出て来た!! すごいぞGoogle…

バドソアで検索したら2番目に出て来た

プリモ(パスタ)はアニョロツティ#4 ひき肉を詰めて茹でるだけではないのね・・・手の凝った旨味が入っているあの感じは、俗に言うラビオリ(本当は違うカテゴリーのようだけど・知らない人には説明が面倒)とはかなり違う。

Primo

メインは上に書いたラム #5。

デザートはソルベ #6 ・・・・秦野の有名な所のやつ。

コーヒーはエスプレッソでもドリップでも選べる。両方ともいい感じ。時々料理は良くても最後のコーヒーが残念な所もある中で、ここは最後まで満足。通うレベルのカテゴリーに入れよう◎

まだ1回しか行ってないので今後どう変わるのか分からないが、私が食べたのは上記の6皿。

ま、とにかく普通以上に美味しいものが好きな人は行く価値あり。その辺にある、ランチ1050円・ピザ1250円・グラスワイン500円...のようなイタメシ屋とは品質も値段も違います。銀座や青山で食べても料理としてはおかしくない高級レストランレベルの品質であるのは確か。場所は横浜にあるけれど、失礼ながら大都会の雰囲気ではないですよ・・

ワインも有名なソムリエの藤本さんが選択したというリストは、良いレストランの品質は保っているはず(あんまり詳しくないです)。グラスでもビールでもノンアルでもいいでしょう。

contrattto for England Blanc de Noir Pas Dose 2016

この時は贅沢にスプマンテとバローロをボトルで頼みました。↑2次発酵のシャンパーニュと同じ作り方でオレンジ系、ピノノワールような軽い感じのバローロ↓  はちと意外(表現貧富ですみません)、全てを飲むまで通いましょ・・・と思うのでした。

Barolo 2016 Michele Reverdito


東急 田園都市線・横浜市営地下鉄 ブルーライン・バス多数 あざみ野 駅

あざみ野駅から一直線

北口から出て 西に向かって直進 徒歩6分・450m 右側(青い扉が目印です) 車でも行けますが、駐車場は駅とお店の間の所 又は 下の二箇所推薦


近い方 600円 or 800円(光って読めない)  200円/40分


次に近い所 max 700円/12h.   300円/1h


<<INFO>>
ディナーのみ ランチは無し 基本的にフィックス・メニュー(例外日有)
2023年 7月よりこの値段になりました
税込 7800円+席料700円=8500円
水・パン・コーヒー or 紅茶含む  ダブルエスプレッソは追加300円

インスタグラム Neh.via(ネビア)↓

ご予約はお電話で・・  TEL   0454799722
イタリアから  dall'Italia +81454799722

又は、ネットで予約も出来るようになりました、こちらからもどうぞ


シェフの岩男氏は、私が60回通った世界で一番好きなレストランでダビデの片腕で長年働いていたのもあり、相当な実力あり。経験も豊富でしょうから今後どう発展してゆくか楽しみね。

Keisuke Iwao
porta blu

2回目へ続く、2ヶ月後にもう一度行きました

#2

2023年2月追記
何故だか分からないけれど、ここはダントツでアクセス数が多い。twitter も多いのだけど、そっちから流れてくるのかどこかに載っているのか・・・
ここのおこぼれで私のアクセス数も増えました、ありがたい事です。


2023年6月  3回目


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