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webコンテンツは「他己紹介」化していく

「なんだかとても想いの強い他己紹介みたいだ」

最近web上でよく流れてくるインタビュー記事を読んで感じたことです。

書き手(もしくはメディア)がそのインタビューをするに至った背景(想い)までていねいに盛り込み、インタビューを受ける側も、その想いを受けてインタビュアーと共鳴し、ふだん話さないようなことを話すような記事を目にする機会が重なった時期がありました。

現場の臨場感がヒシヒシと伝わってくる記事はSNSととても相性が良い。書き手(メディア)もインタビューされた側も、それぞれがSNS上で熱量を乗せながら(時にありがとうの言葉を添えて)シェアしてくれるから余計に読みたいと思わせてくれる。

そのコンテンツの運ばれ方含めて他己紹介的だなと思ったわけです。

そもそもSNSは少なからず誰かの吐露された気持ちが流されているわけです。僕らは意図せず気持ちをスクロールしていると言ってもいいかもしれない。

そういう中に「気持ちのこもった」記事が流れてくるから反応しやすいのかもしれません。

これはSNSの中でも、とりわけTwitterでふだんからそういう発言(ざっくりしました)をしている人たちの中で拡がりやすいコンテンツの話であるので、その他コンテンツはこの限りではないです。

何が言いたいかと言うと、コンテンツを出す時には、まずはコンテンツの種類(想い?ノウハウ?お得情報?など)を整理した上で、その種類のコンテンツならどういう心持ちでいるユーザーに接触してもらったら届くかを考えます。

そしてそういう心持ちでいるユーザーが滞在している場所を起点にしてコンテンツをディストリビューションしていくことまでを考えなくてはコンテンツは届きづらくなってきたということです。

ちなみに以前メディアを運営してたときは、ノウハウ系はFacebookで多く届いて、流行りのカフェネタはTwitterで伸びるという検証結果も出ました。それぞれのSNSにいるときのユーザーの心持ちを想像すると「ふむ」となりますよね(今はまた違っているかもしれませんが)。

コンテンツをより多くの人に届けたい、という問いに対して、よく届いたコンテンツを事例に出して「今はこういう手法が正しいんだ」と十把一絡げにして語る人がいますけど、そういうことではないんだよなぁと。

はい。話が逸れました。

他己紹介の話に戻すと、今ではインタビューされる側の人もブログやSNSで発信しているケースが増えました。中には相当な影響力を持っている人もいます。

だからコンテンツ化するときは、その人がふだん発信していないことを届ける必要がある。ついでに言えばその人のフォロワーがなにを求めているかも見たほうがいいわけです。なぜならはじめにコンテンツが届くのはそのフォロワーであり、フォロワーに刺されば勝手に拡散していくことは目に見えてますから。

つまり、ざっくり言えば「ふだんのオンライン上の顔」以外の顔を見せるということがコンテンツを届ける上で有効なひとつの戦術であると言えます。

そこまで考えると今流行っている「リアルタイム配信」「サロン」「イベント」が有効な手段であるということもわかってきます。

あくまで僕の立場(企業、ブランドのコンテンツマーケティング)で考えてみるのであれば、コンテンツをディストリビューション(とその先の態度変容)させるためには、まずはなによりも自分たちがしっかり主語をもってコンテンツとして伝え続けること(お金があれば少しブーストもかけながら)、そしてその先で共鳴する人との熱量の交換をコンテンツ化していくこと、その先はファンとの交流のためのコミュニティ形成に利活用していくこと、といったフローで考えると面白そうだと思いました。

この辺りについては、既にコンテンツマーケティングをしている方の話を聞いてみたいです。

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ありがとうございます。 サポートって言葉、良いですね。応援でもあって救済でもある。いただいたサポートは、誰かを引き立てたたり護ったりすることにつながるモノ・コトに費やしていきます。そしてまたnoteでそのことについて書いていければと。

ありがとうございます。
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平山高敏

本業はドリンクメーカーのデジタルマーケティング。元ことりっぷwebプロデューサー。メディアとマーケティングを行ったり来たり。メディアのこと、コミュニティのこと、働くということ、その他諸々よもやま話。

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日々暮らしの中で感じる違和感や悩みなどを、自分なりの解釈を加えて備忘録として残しておく試み。みなさんにも「#平日の備忘録」で投稿いただきながら、対話をするような、往復書簡するような、そんな場になれば幸いです。
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