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Part87:サッカー界のオイルマネーって?②

皆さんごきげんよう!清水です(≧▽≦)

今回は「欧州サッカーにおけるオイルマネー②」を投稿します!
前回はオイルマネーの概要と歴史について、投稿しました

今回はオイルマネーのメリットと、与えた影響について投稿しようと思います✨

では早速、本題に参りましょう!


オイルマネーのメリット

オイルマネーの最大のメリットは「投資できる金額が増える」
これに尽きます
欧州サッカーにアラブ資本が投入されてから、多くの高額移籍が行われてきました

特に有名なのはネイマールのパリ・サンジェルマン移籍でしょうか
2017年、当時バルセロナに所属していたネイマールを、パリ・サンジェルマンは獲得しました

当時のサッカー界に影響を与えた、
ネイマールのパリ・サンジェルマン移籍

その際の移籍金はなんと2億2,000万ユーロ!
当時のレートで日本円に換算すると、約290億円になります(@_@)
想像もつかない金額だ…!

ちなみにこのシーズン、パリ・サンジェルマンはキリアン・エンバペという、現在の若手ではアーリング・ハーランドと並びバロンドールに近い選手も獲得しています

エンバペの移籍も、サッカー界に大きな影響を与えました

エンバペはこのシーズンはレンタルという扱いだったのですが、翌シーズンに1億8,000万ユーロで買い取っています
こちらも日本円に換算すると約230億円(@_@)
このネイマールとエンバペの移籍金は、欧州の歴代移籍金の1位と2位になっています✨

オイルマネーが与えた影響

オイルマネーが与えた影響は「移籍金の高騰化」「天文学的な契約解除金の設定」の2つが挙げられます

移籍金の高騰化については、2010年前後で全く違う様相になっています

特にサッカーの歴代移籍金のTOP50を見てみると、2010年までの移籍でランクインしているのは、
・クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド⇒レアル・マドリー、2009年)
・ジネディーヌ・ジダン(ユベントス⇒レアル・マドリー、2001年)
・ズラタン・イブラヒモビッチ(インテル⇒バルセロナ、2009年)
・カカ(ミラン⇒レアル・マドリー、2009年)
の4人のみ

この10年で選手1人当たりの移籍金がどれだけ高騰しているかが、読み取れるかと思います

この移籍金の高騰化によって、持っているクラブと持っていないクラブの差がはっきりしました
アラブ資本のクラブが移籍に参入すると、競合しても無駄だから撤退するという現象も多くあります


そして、ネイマールが獲得された背景から、天文学的な契約解除金が設定されることも増えました!
※契約解除金とは、クラブと選手がこの金額を払えば契約を解除できると定めた金額になります。
 移籍金とは違いますが、移籍にマックス必要なお金だと思ってください。


元々ネイマールには2億ユーロ以上の契約解除金が設定されていたのですが、この金額も「まさか払うクラブはないだろう」という考えのもと設定されていたのです
それが、パリ・サンジェルマンが2億2,000万ユーロ支払ったことによって、各クラブが本当に大事な選手には5億ユーロや10億ユーロといった、今まで以上にどのクラブも取れない金額の契約解除金を設定するようになりました

マドリーの若手選手であるカマヴィンガ
新契約での契約解除金は10億ユーロ(約1,572億円)と言われています

最後に

今回は「欧州サッカーにおけるオイルマネー②」を投稿しました!
今後も流れは続いていくと思いますので、移籍市場や各クラブの動向を注視していきましょう✨

ではまた次回の記事で!

☆Hasta luego!☆

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