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中之島備忘録 令和4年3月15日火曜日

ピカピカ光るよく磨かれた金属板をすり合わせた音のような、鋭く透明な空。
私たちなんて到底届かない場所だと思い込んでいた。あまりにも当たり前で疑いもしなかったのに。
異分子が誕生した。
作為的な、なにかによって。

オメラスから来たことを忘れていただけだということを。
いつしか思い出すのだ。

眠りから覚めた私たちは、そして、何をすべきかを考える。
今、一番必要なこと。


それがなにかを考えるために。


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