記事執筆日 2023/01/23

当アカウントは、2万人越えのFacebookコミュニティ「メタバース2.0チャンネル」運営し、今話題のVRを体験できる「メタバースの学校」で600人を指導した管理人が次世代のITムーブメントについて解説してきます。

「メタバース」と「NFT」、「Web3」は全くの別物

昨年1年間で50社を超える企業研修と「メタバースの学校」で600人の体験者と全部まとめれば、軽く1000人以上に「メタバース」を教えてきた自称日本一のメタバース先生ですが、いまだに「メタバース」と「NFT」と「Web3」がごっちゃになっている生徒さんが思っている以上に多いと感じています。

皆さんお金を払って「メタバース研修」に来てる目的持った方達
なんですが、最後の質疑応答ではNFTとWeb3の質問が
きまって飛んでくるんですね。Orz
なので、最近では始めに添付の資料で「NFT」と「Web3」の話はしません！と最初にお断りを入れる様にしています。

というのもNFTもメタバースもWeb3もそれぞれが難しく深い話なので表面的に理解しても勉強したことにならないからなんですね。特に歴史や背景の理解が最も重要だと思っていますので。

わかること、わからないことの区別

当然、私のセミナーにお金を払ってきているわけなので相応の「成果」を感じてもらう必要があるので、メタバースに関しては基礎から歴史、ビジネスモデルからプレイヤーまで30分〜1時間で責任持って教えますが、敢えて私は「NFT」と「Web3」は教えない。としています。

それが今回の資料です。「教えない」というよりも、その前にNFTやWeb3を支える構造を理解しておきましょうという話をまずはメタバースを通じて理解しましょう。というコトなんですね。

実は多くの生徒さんと接してきて感じたのは、多くの方が「メタバース」「NFT」「Web3」といったバズワードが気になっているものの「何をわかっていないのか!?が、わかっていない」状況なんですね。

なので「わかっていないコト」に気づいてもらうことが重要だと思ってセミナーや研修で教えています。「わかっていないコト」が分かれば自分で勉強できる様になりますからね♪

まずは技術を理解するところから

ご存知の通り、NFTとWeb3はその技術単体では成立しませんよね？どちらも技術も従来のデジタル画像やアプリやウェブサイトといったデジタルコンテンツ制作方法や見せ方の技術を要するので、NFTとWeb3を支える技術を理解した上で、後からNFTとWeb3勉強しても遅くないですよ、ということを理解してもらいたくて階層化した資料を見せています。

この資料の説明ですが、１〜６までは見ての通りですね。インターネットを通じてサービスを提供する場合の必須項目を階層化しています。(４)と(５)の部分がメタバースの階層です。

その上で(6)の階層となる「決裁・価値交換・証明・流通」といった階層にNFTやトークンが乗っかるというコトだと教えています。この事は現時点ではクレジットカード決済などの他の方法論も選択肢も有るという部分で同じ(6)の階層に置いています。私はブラウザ型のメタバースでカード決裁方法を採用していますのでNFTやトークンのことを知らなくてもメタバースは出来るんですね。

問題はこれらの階層ごとに大きな変化が起こっているということなんですね。という意味で「いま、何が起こっているのか！？」ということを説明したのが右側の項目です。

その上で、なぜ「メタバース」や「NFT」の定義が生まれ、世間が騒いでいるのか？という状況を背景と歴史（経緯）を通じて理解してもらっています。

今回の内容は北村個人の「教え方」の話なので、どう在るべきとか、何が正しいとかの話ではないのでご留意くださいね♪
ではまた次回に

追伸：私の知識のバックボーンはゲーム会社を経営していたところにあって、「Web3」方面の専門家ではないのですが、もし「Web3」のビギナー向け教育カリキュラムを制作するとしたら「P2Pの成り立ち」と「Winny事件」と「サトシナカモトのアイデアの凄さ」から教えていきたいですね。

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