信じる というのは、とても難しい行いだと思います。

特に、裏切られたと感じるような出来事があったときは、
「もう何も信じない」
「誰のことも信じたくない」
と思うかもしれません。

わたしにも一度、そういう時期がありました。

お互いの家に泊まり合うくらい仲良くしていた友人から、突然、悪口を書き連ねたメールが届くようになったんです。

どうしてそうなったのか、
一緒に遊んだ日々は幻だったのか、
いつからわたしを嘲笑っていたのか……。

他にもいろいろなことが重なり、誰も信じることができなくなってしまいました。

人を信じることができない。
そう相談を受けることがあります。

その時わたしは、
「人を信じようとすることよりも、信頼に値するような人になれるよう頑張ってみませんか」
と話します。

人を信じようとするのではなく、
信じてもらえるような人でいる。

そう、わたしは決めているのです。

＊

信じるということは、結果を委ねるということ。
決して、自分の望む結果を強制することではありません。

あなたのことを、信じているよ。
だから、あなたがどんな選択をしたとしても、わたしはあなたを尊重したいと思っているよ。

そんなメッセージを伝えていければ、と願っています。

2019.08.31