―あらすじ――――――――――――――――――――――
タバコが嫌いな私が使える、魔法。
タバコを吸う人たちの物語を、知る魔法。 ―――――――――――――――――――――――――――

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若い方にはピンと来ないかもしれませんが…鏡の魔法の、戻る時に唱える呪文がモデルですね。ラミパスラミパス、ルルルルル…ご存じでしょうか。
なにげに公開する時にパクリとか言われるんじゃないかとひやひやしました、はい。

タバコの思い出の下りは、実際に自分が経験した事です。私の周りでは子供がたばこを買いに行くことは日常でありふれているものでしたし、灰皿の掃除をさせるのは珍しくなかったのです。

私は乗り物酔いをする子供だったのですが、たばこくさい車や電車は本当に嫌いでした。においが気になるので窓を開けると、たばこが風であおられて早くなくなるから閉めろと怒るおじさんもいて、いつも紙袋に入ったビニール袋を抱えて乗車していましたね。
歩きたばこもあちこちであふれていて、すれ違った人のたばこの火が腕に当たって服が焦げたこともありました。フリースがあの頃流行っていたなら、私は今頃ここにはいなかったかもしれません。

なにげに原作は一度も読んだことが無かったりします…いい機会だからちょっと読んでみようかな。