フリーランス1日目
さて、7月31日で6年強お世話になったグッドパッチを退職しました。
これまで3社で会社員として働いてきましたが、今日からは個人事業主として生きていきます。
決意表明というほどではないですが、転職せずに個人事業主を選択した経緯を言語化しておこうと思い、noteを書き始めています。
色々なコミュニティに出入りしていた
今思えば、学生時代から色々なコミュニティに出入りしていました。
大学1・2年生の間は週7で広告研究会の活動をしつつ、土日は地元の少年サッカーでコーチをし、3年生時にはその両方をしながらゼミの幹事長としても活動していました。
合間にフットサルをしたり、インターンに参加したり、飲んだり、飲んだり、もちろん授業もある程度は出席してたので、我ながらよく動いていたなと思います。
社会人になってからも、仕事しながら夜間土日はTACに通ったり、組合活動で同業他社の方と交流をしたり、フリーランスの友達の経理を手伝うなどしていました。
海外にいる時も、ローカルのランニングサークルに入って地元の人と交流したり、早稲田OBの交流会である英国稲門会・パリ稲門会それぞれで幹事を務めさせていただきました。
出入りしたことで得られたもの
学生時代や社会人になりたての時は、ただ色々な人と会い、話し、学び、自分の知的好奇心が満たされるのが楽しかったのだと思います。
どんな話題になっても、「あー、その話ですよね」とついていけることが、ただただ楽しかったし、自分の交友関係を広げてくれました。
社会人6~9年目、30歳前後で海外に駐在している時に、仕事以外のコミュニティで出会った方々との接点や、そこで得られた知見が本業につながることが何回かありました。
ただ、この時は大きな成果につながることはなく、自分のこうした動きがビジネスに活きるという強い実感までは持てませんでした。
一方、何かしら自分の中で、将来はこれをビジネスにつなげて成果を出したい、という思いも高まりました。
おそらく浅く広くしているだけでは、次のステップには進めないだろうということもなんとなく分かっていたのだと思います。と同時に、当時の私はそんな自分を認める強さを持ち合わせていませんでした。
40代は色々な会社と/で働きたいと思ってた
当時は大企業での経験しかなく、一定の経理財務の知識はあるものの、それが汎用的なものだとも思えず、一人でやっていく自信もありませんでした。
海外勤務から帰国したのは32歳の時でした。
30代は修行の時と考え、帰国する前に、帰国後はMBAのコースに通うことを決めていました。
この時は転職するつもりは全くなかったのですが、MBAの講義を受けるうちに、経営に近いところで仕事がしたい、自分の実力で勝負できる環境に飛び込みたい、という気持ちが湧き、ベンチャー企業への転職を決意しました。
ベンチャー企業にいけば、自分で意思決定しながら行動する機会を得られるだろうということと、多様な働き方が認められる環境で自分の働き方も広がるだろう、ということを期待し、色々な方とお話させていただいて、最終的にはグッドパッチへの転職を決めました。
クライアントワークの素晴らしさを実感
グッドパッチで働くデザイナーの皆さんは、若手もベテランも関係なく、クライアントの事業、組織、人に真摯に向き合っていました。
この姿勢を素晴らしいと感じていましたし、今回私がフリーランスになろうと思ったのも、同僚の皆の活躍を間近で見ていたからに他なりません。
グッドパッチでは、本当に貴重な経験をさせていただいたと思っています。有難うございました。
グッドパッチ代表・土屋さんのクライアントワークへの思いはこちら
グッドパッチでこのまま頑張るという選択肢もありましたが、40歳まであと1年となった今、40代は30代で得た知見・経験を色々な場面で発揮していきたいと考え、退職することを決めました。
今後の働き方
独立という大それたものとは捉えておらず、目の前で困っている方がいらっしゃって、私の知見・経験が還元できそうでしたら、極力お手伝いさせていただきたいと考えています
この数年間はIPO前後のベンチャー企業で働いてきましたが、IPOするしないに関係なく、色々な業種・規模の会社様とお仕事できたら、私自信の知見もまた広がっていくだろうなというワクワク感もあります。
先日facebookで「グッドパッチを退職します」と書いたところ、有難いことに数名の方からお声がけいただき、7月から少しづつお手伝いさせていただいてます。
1か月半ほど長い夏休みを取ったので、体力・気力ともに十分あり、もしお手伝いできそうなことがありましたら、ご連絡ください。
お知らせとお願い
お知らせ
6月から「パートナーCFO養成塾」という講座を受講しており、独立志向のあるファイナンス界隈の方々と学びを深めています。
ここ数年の自分の経験を体系化・言語化して、より広範な領域で活用できるようにしたいと考えています。
また、DIGGLE社代表の山本さんにお声がけいただき、今月末に登壇させていただくことになりました。
もしご興味ありましたら、ご参加ください。
お願い
自分のこれからの肩書がまだはっきりと決められていません。
フリーランス経営企画、パートナー管理部長、すきま管理部長...どれもしっくり来ておらず、もし私の肩書を一緒に考えてくださる方がいらしたら、ぜひお願いしたいです。
今後とも宜しくお願い致します。
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