なぜ「時間の外」には出られないのか
みなさんは、なんで時間の流れの外に出られないんだろうって思ったことはないですか?僕は子どものころ時々不思議に思ってました。何とも気持ち悪いような、もどかしい感じ。
ジョジョではね、Dioとか空条承太郎が時間の流れの外に出たりするんですよね。ああいうこと、なんで出来ないかなあって、思ったことないですか。
今回は、時間の外に出られないのはどうしてか、っていう話です。
僕は今年「しゃかいのくすり研究所」っていう活動を立ち上げて、いまそのホームページとか準備してるんですが、先立ってYouTubeチャンネルを開設しました。いろんなテーマでお話を届けるチャンネルなんですが、その中でこのあいだ、先の時間の話をアップしました。
どうして時間の外に出られないかって言うと、矛盾してるようですが、我々の意識が「時間の中」にあるわけじゃないからです。
我々は「時間」、「意識」って異なる概念として扱っていますが、それは同じものを違う側面から違う名で呼んでいるに過ぎない。「人間」って呼ぶか、「たけしくん」って呼ぶかの違いみたいな。
出るも何も、時間を認識している自分が時間を生み出す装置、時間そのものだから、時間の中にいるとか時間から「出る」とか「出ない」とか、そういうものではないんですね。
くわしくは動画の中でお話ししました。興味を持ってご覧いただけたら嬉しいです!
この中で、僕自身が10時間くらい先の未来を見たときの話と、80年くらい前のある時点・ある場所にいる宮澤賢治の意識につながったときの話にも触れてます。(かれこれ十数年前の体験なんですが。)
こういうちょっと神秘的な話は、今まであんまりして来なかったんです。良くも悪くも、特殊な話題として受け取られるのが心配で。大喜びする人と、忌避する人に分かれちゃったり。どっちも望ましくなくて。
こういうのは、ただの事実です。
宇宙にあるものごとは、ことごとく神秘で、ことごとく当たり前で、ハエがそのへんを飛んでるのだって神秘です。
人の意識って、すべての場所のすべての時間につながってますね。ただしあまりそれを認識できないようになってるけど。でも、たまにそういうリミッターが緩い人もいたり、ふだんはしっかりリミッターの効いてる人でも、何かの弾みで緩んだりとかすることがあります。
あと、動物は人よりもおおむね緩やかですね。
こういう話題のシリーズで、「自我の結び目」の話とか(結び目はほどける)、私の心とあなたの心に本当は境界が無いという話とかも、いつかしたいなと思います。
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