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❨286❩1972.6.13 火 晴 アスンシオン中心街/パラグアイ(Asunción:Paraguay)

やっと青空が見えた。
昨日は単なる休日と思ったが、実はボリビアとの戦争が終わったその記念の為の休日だった。

店を開けた街は、思ったよりおもしろい物、珍しい品々が並んでいた。
特に装飾品が多く、金や銀の耳・腕飾りが美れいだった。

中心街の街角で、両足不自由な老人が、自分の椅子(手押し車)に座るために、四つん這いになって道を横切っている姿を見た。
思わず目がそれた。

うす汚ない服の子供が、靴箱を持って歩いている。
子供連れの婦人が、タバコや菓子を売っている姿も、何か可哀そうな気がした。

なんと、またしても、ホンダの連中が俺の前を通り過ぎていった。大声で叫んだのに。

夕暮れのラ・プラタ川、夕日に染まって、雄大さと優雅さを同時に見せてくれた。

ブラジルのビザは、三日かかる為、帯在が延びた。

紅い夕日が ラ・プラタの水平線に沈む頃
園のあちこちに 愛が花咲く

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