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❨872❩1974.1.18.金.曇/独持のムードを持つ町/カブール:アフガニスタン

ここは、金曜が休日となっている。
昼めしをレストランで食う。シシカバに、パン、マメ、ニンジン、チャイで35(175円)。

何をする事もなく、町をあちこちブラついた。
モンゴル系の人種がかなり多いのを知った。
田舎臭い都だが、独持のムードを持っている。何んとなく親しみが湧く。

川をへだてて、新・旧と町が二つに別れている。旧の方は、みやげ物屋が多く、安ホテルが沢山ある。
英語がかなり広まっているのは、観光客が多いせいだろう。観光でこの町も栄えてきた感じがする。
やがては、他の観光地の奴等みたいに、ここの人間もスレて汚なくなっていくのだろうか。残念なことだが、観光地とは悲しいものだ。

完全に風邪をひいた。うつされたのだと思う。
昨夜など、のどが痛く、つばを飲み込むのも一苦労。咳をするのが辛い。体は調子いいのだが。今朝は、あの整腸薬のせいか、立派なウンチが出た。

夜、暇をもて余し、長子へ手紙を書く。
夕食はストーブで、肉と卵、玉ネギを煮、生のニンジンをかじった。

カブール

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