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駅の階段で両足がつる、娘の食い意地無限大

今朝はなんだか起きる気力が湧いてこなくて、布団でゴロゴロしていたら娘がやってきてピシャっと襖を開けて無言で圧をかけてきます。なんか食わせろということです。面倒だよ、作りたくないよ。

だるくても起き上がって娘のクスリを用意します。クスリを飲んでもらったら娘は部屋に帰ったのでそのまま放置。お昼のスープジャー弁当、今日は野菜とキノコだけのコンソメスープにします。娘の日中の食事、ご飯は炊いてありますが他に何もなしでは可哀想です。しょうがないのでサラダを用意します。レタス・ダイコン・ニンジン・タマネギ、こんなもんでしょう。もずく酢の残り1パックをわかりやすく分けておきます。キムチも小皿に。あとは玉子かけご飯とかふりかけご飯とかで適当に食ってくれ。あー、でもこれだとメインのおかずがないんだな。しょうがない、鶏肉焼くか。味付けはクレイジーソルトとコショウで。とにかく適当。

「鶏肉焼けたから食べる〜」

声をかけると出てきました。食べるのだけは前向きだ。

熱々の鶏肉にワシワシと食らいつく娘。食い意地無限大。途中でワサビを付けてあげました。美味いようです。

「じゃ、冷蔵庫のサラダとかお昼に食べてね」

トイレを掃除したりナンだりして居間に戻ると娘が冷蔵庫の中のサラダやらなんやらをテーブルに並べています。

「お昼に食べてって言ったじゃんッ」

「うるさいッ」

なぜか逆ギレする娘。腹立つわ〜。

出勤。昨年の数字はなんとかかんとかなったもののコロナ前と比べるとまだ物足りない結果です。今年は巻き返したい。1月はボチボチといったところ。2月以降に期待でしょうか。

お昼はコンソメスープ。原点回帰的な。

午後は月末の作業の前に細々とした作業と先日からちょこちょこ直している社内向けの集計云々。異なる資料でソートやリンクを統一する作業。メニューも別ファイルから読み込んでいるのと個別のページで用意しているのが混在しているから統一しないとなあ。

終業時刻ギリギリで自社サイトのサイドメニューをちょこっと手直し、したつもりが表示が一部おかしなことに。家で直そう。

退勤。ひとつ手前の駅まで歩くことに。寒さが身にしみます。地下鉄の駅は温かくてありがたい。改札を抜けて長い階段を降ります。

足がつりました。両足とも一気に。激痛。動けない。マジで動けない。いや、動ける。手すりにつかまってゆっくり降りていきます。猛烈に痛い。でもここで下手に止まるとさらに痛くなりそうな予感。今日はエスカレーターにしておくべきだった。だましだましなんとかホーム階まで。平らなところを歩いても痛い。電車を待っている間も痛い。ホームにやってきた電車に乗り込みます。座れました。座っていても痛い。やばい、本当に猛烈に痛い。

それだけ痛いはずなのに気を失うように寝てしまいました。

最寄り駅に到着。座席から立ち上がると痛い。電車から降りると痛い。ホームを歩いて痛い。階段で痛い。

今日は歩いて帰らないほうがいいのかなあ。バスは本数が少ないからタクシーか。いや、歩こう。なんか痛くなくなってきた気がする。大丈夫大丈夫歩ける歩ける。でもその前になんか食べよう。なんかカロリーが足りない気がするんだよ。お昼がコンソメスープだけだったからなあ。

ドラッグストアでソイジョイとビタミンタイプのゼリー。店を出てすぐ歩きながら食べます。なんか生き返った気がする。いけるいける、これならいけるよ。

歩いているうちに痛かった足がどんどん楽になってきます。よかった。

スーパーに寄って買い物。もう足は痛くありません。なんだったんだろうか。やっぱりカロリー足りなかったのだろうか。

夕食はカレーうどん、または月見うどんの予定です。うどんはあるので飲み物などを中心に購入。足が痛くなくなったので寒さも吹っ飛んだ気分です。

帰宅。居間の電気がついています。娘の部屋の扉が開いている。どこにいるんだ娘は。

居間の床に転がっていました。

炊飯器のご飯が少ししか減っていません。どうなってんだよ。うどんは中止でご飯をどうにかしなければ。カレーだな。昨日の体重測定で激増していた娘はカレー抜きで。甘栗とおはぎと寒天ゼリーで夕食にしてもらいました。私のカレーには鶏肉を入れよう。野菜と鶏肉はフライパンで焼いてからレトルトカレーで軽く煮よう。そうしよう。

鶏肉を焼いていたら娘が嬉しそうな顔でテーブルにスタンバイしています。

「鶏肉ないよ、パパの分だよ」

おや、という表情の娘。

わかったよ、いいよ、あげるよ。

娘の分の鶏肉は小ライスに乗せて焼鳥丼風にしました。嬉しそうに食ってやがる。やはり食い意地無限大。

「お風呂、もう沸かしてあるから今日もはいりなよ。昨日、髪の毛洗ってないじゃん」

「いい」

この「いい」は「はいらない」の意味です。

「あ、そう。でも髪の毛ベタベタだよ」

「やっぱりはいる」

「今日はアイス買ってあるよ」

昨日はアイスなしだったのです。悲しそうでした。

娘が風呂に入っている間に私は鶏肉と野菜のカレー。娘にご飯を取られたので思ったより小盛りになってしまいました。これじゃ足りねえな。

いただいたサポートは娘との暮らしに使わせていただきます。ありがとうございます。