昨夜はさすがに早めに寝ました。それにしても「腹減ったから寝るか」という行動は貧乏だった若い頃を思い出します。本当に金が無かったので腹が減ったら寝るを迷わず選択でした。冷蔵庫のない生活はさすがに経験ありませんが風呂なしトイレ共同で申し訳程度の流し台にガスコンロがひとつという生活は経ています。コンビニは今ほどの数ではありませんが既にありました。コンビニがオレの冷蔵庫だとかなんとか。でも夜更けにわざわざなにか買いに行くより寝てしまうことのほうが多かったなあ。懐かしいです。

深夜、暑くて目が覚めました。パジャマ代わりのスエット上下だと暑すぎました。この時期は布団の調節が難しいです。

夢を見ました。事務所開きのようです。なんの事務所だよと思ったら私の事務所のようです。フリーロケーションのオフィスで使う長机をひとりひとりの天板に分けてそれぞれが製図板のように角度を付けられるという製品を開発して当たったみたいです。斜めにして向こうにノートパソコン、手前に外付けキーボードを置くと使いやすいと評判です。ゴムの天板に縦横に掘られた細い溝が滑り止めになっていました。なるほど。机に飲み物とか置けないじゃんと思ったら天板の手前にカップホルダーが設置できるようです。便利だな。夢ですが。

起きました。早朝から娘は起きています。私はがんばって二度寝しましたが限界です。そして娘の部屋は静かです。いや、いびきが聞こえます。寝たんだな。

朝食は用意せず。昨夜、腹を空かせている気がしたのに朝になったら忘れていました。そうだよ、若い頃もこんな感じだったよ。

昼近くになってポークビーンズを煮込みます。早ゆでのパスタも茹でました。パスタにポークビーンズをかけて食べます。粉チーズがあるとよかったな。でもチーズもコレステロールがなあ。

娘はまったく起きてきません。今日は寒いのでよく眠れているのかもしれません。

３時すぎにようやく娘が起きてきました。朝のクスリ、こんな時間になってしまいました。ポークビーンズも食べるか聞いたら食べるそうです。パスタも茹でました。これは昼食ではないよな、きっと。

それから娘は部屋でずっと独り言。途切れずに喋り続けています。疲れそう。

娘の溜めている小銭をお札に替えようと言ったら「わかった」と出てきました。お金の話は大好きです。銭ゲバだ。今度いつ銀行に貯金に行くか聞いたら「そのうち」とか言っています。スマホで調べたら娘のお年玉を貯めている銀行は土日でもATMの手数料無料じゃないですか。

「今から行く？」

「行く」

お金のためなら動くんだ。銭ゲバだ。

帰りにコンビニに寄ろうかと行っていたのに「疲れた」と中止に。まっすぐ帰ってきました。娘はすぐに部屋に戻ってまた独り言。

夕方になって買い物に出ました。娘の夕食は昨日食べられなかったパック寿司にします。茶碗蒸しと味噌汁もセットで。私の夕食はポークビーンズの残りを娘と世界の料理を食べようみたいな流れの時に買って残っていたクスクスにかけて食べました。クスクス、こんな簡単に用意できたっけか。もっと面倒だった気がするけどなあ。なんか記憶が曖昧です。まだ残ってるからしばらくこれだな。

粉チーズを買い忘れていたので再び買い物へ。娘のアイスも買っておきます。娘のアイスと言いつつ私も食べています。

パソコンで動画制作関係のハウツー動画を見ていたら娘の叫び声。びっくりしました。最低でも一日一回は叫んでいますが、こちらの心の準備ができている時とできていない時があります。今日はまったく準備ができていませんでした。不意を突かれた感じです。

「あのさあ、叫ぶのやめてよ」

娘は部屋の真ん中で向こうを向いて布団にあぐらをかいて乗っています。

「叫ぶのやめてね」

その後もずっと喋っています。

なぜ「死ね」と叫ぶのか、本当に不思議です。妄想で延々と独り言を喋り続けているのも不思議ですが、本を音読するように妄想を声に出していると考えるとまあわからないでもないです。ひとりで誰もいない方向に「死ね」と叫ぶのは本当にわかりません。しかも絶叫。普通に行きてて「死ね」って言いたくなることはあるかもしれないけど、毎日のように絶叫するほど「死ね」って叫びたくなるもんなのかなあ。なにが娘を駆り立てるのか。それがわかれば色んなことが解決しそうな気がします。もちろん、本人の意志ではなく脳内のホルモンやらなんやらいろんな物が関係しているのだろうとは思います。いやでもそれで頭痛がとかめまいがとかならわかるんですよ。叫ぶのはなぜ。そして叫びの内容が「死ね」なのはなぜ。

急に寒くなったせいか、私の心もやや塞ぎがちです。そうだよなあ、季節の変わり目なんかで気持ちが落ち込んだりというのもわかるんだけど、「死ね」って叫ぶのはやっぱりどうしてもわけわかんねえな。

なんでなんでしょうね。

それがわかったらノーベル生理学賞ものだろうな。