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いい歌にはいいコーラスがある!歌の記憶を蘇らすのはバックコーラスだ!

歌を聴きながら一緒に口ずさんでいる時、歌手が歌っているところではなく、バックコーラスを歌ってしまっていることってないだろうか?

たとえばマライアキャリーの「ALL I WANT FOR CHRISTMAS IS YOU」。感のいい人であれば、このタイトルが出た時点できっと「あっ」と気づくのではないだろうか。
そう、バックコーラスのお姉さんによる野太い声の「Anダー♪アー♪アー♪アー♪」のパートだ。(わかるよね。ね。ね。)

さらにビリージョエルの「THE RIVER OF DREAMS」。フェードインから聞こえてくるアフリカンなリズムとメロディに乗ってバックコーラスが繰り返す「IN THE MIDDLE OF THE , I GO WALKIN IN THE…」。このフレーズはサビだけでなく曲を通してずーっと頭に鳴り響くほど印象的に使われている。

この2曲はわたしにとって大好きな曲という上に、歌う時にはからずともバックコーラスを口ずさんでいる決定的な例だ。

この現象はことアメリカンミュージックに多い気がしている。「コーラスワークの美」というものがあることをご存知でなくとも、ここで思い浮かべて欲しい、ご自身で思い浮かべるポップスやヒット曲に必ずと言っていいほど印象的なコーラスワークがついていないだろうか。

ごっちゃになりやすいのだが、サビをコーラスワークにしている曲も多数あるので、それとは種を分けた話だということは言っておきたい。

ごっちゃになりやすい例として、アンヴォーグの「MY LOVIN' (YOU'RE NEVER GONNA GET IT)」はどうだろう。冒頭から曲全体を通して繰り返される「NO YOU'RE NEVER GONNA GET IT」はサビである。この曲の口ずさむ(べき)コーラスポイントは「MMMM〜PA!」というドゥーワップ調のコーラスである。アンヴォーグはこのオールドスクールなコーラスワークを多用した曲が多いのだが、これがキャッチーで結構クセになるのだ。だからサビよりも、Aメロよりも、Bメロよりも「ん〜ぱぁ!」と調子よく口ずさんでしまう。

こんなわたしの意見、共感してくれる人いるかな?


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