ダイエットは一個の手法だけで解決するものではなく、複数組み合わせてやるのが多分正解

痩せた。とんでもなく痩せた。


幼少期からとにかく「食え食え」言われ続けて、おデブぅな体型をしていた自分。「きっと骨太だから一生痩せないんだろうな」と思っていたのだが、まさか30代の中盤に人生で一番痩せる事になるとは思わなんだ。


最初のキッカケ自体はハイパーストレスからの一ヶ月で6キロの減量ではあったのだが、そこから数ヶ月経過しても体重がもとに戻る事はなく標準体重からマイナス2-3キロで固定したので、まあ端的にいってダイエットが成功したのだろうと思う。


これまでも自分はいくつかの手法でもってダイエットを試行錯誤してきた。


朝バターコーヒーを飲んで、空腹感を激減させてからの夕飯まで何も食べない。一日一食生活。

生活から白い炭水化物を抜き去って、野菜と魚+茶色い炭水化物のみで構成された食生活。

仕事がキツずぎてメンタルを鍛えるついでにやってみたら痩せたランニング生活。

表では書いていない”ある”事。


この4つの組み合わせが”パリッ”とハマったからこそ、今の自分の体型があるのだろうと思う。


思うに、ダイエットにたったひとつの冴えたやりかたはない。人によっては、ある手法を取り入れたら急速に痩せるという幸運に恵まれたりする事もあるとは思うのだが、残念ながらそういう人は自分の観測範囲ではほぼ居ないに等しい。


世の中の多くの人がダイエットに成功しない最大のポイントは単一の手法だけでもって痩せようとしている部分にある。ある方法を試してみて、それでダメだから生活を元に戻す。んでまた新しいやり方を試してみてダメだから元に戻す…


こんな感じで1つの手法だけで痩せようとするから、たぶん多くの人はダイエットに成功しないのである。


自分自身が今回ダイエットに成功したのは効果がありそうな手法を延々と継続してやり続けていたからで、それが4つ組み合わさった事で多分ついに劇的な結果が得られたのだろう。


つまり…ダイエットおいて最も大切な事は、効果がパキッと出るまで徹底して複数の手法を組み合わせる事なのだ。


食生活に運動と、様々なやり方を試して試して試して、うまくいくまで組み合わせのヴァリエーションを増やしていく。この自分の身体をベースにした人体実験を積み重ねられた人だけが”痩せる”という勝利がつかめるのだ(ただし継続にストレスがかかるタイプのものは続かないのでやらない)


実のところこれは何でもそうだ。


受験なら得意科目でもって点数を積み上げる技術を学んだ後に、苦手科目でそれを試し、苦手科目の克服の家庭で手に入れた技術を得意科目に導入して更に点数を伸ばすだなんてのは普通の事だろう。


仕事だってコミュニケーション技術の向上や勉強、睡眠時間や摂取など、自分の生産性がパリッとあがるまでにやれる事なんてのはなんでもやるのは当然の事だ。


よくわかんないけどガムシャラになってやってたら全部が全部うまくいきましたというのは残念ながら漫画とか小説だけの世界の話である。


現実は徹底して目標に向かって、様々なパラメータをいじっていじっていじりまくって、それがどうやったら動くのかを様々な角度から徹底して検証していかないとならない。


生物の教科書を30回読んでも物理の偏差値は絶対にあがらないが、ことダイエットになるとこれを同じような事を皆が普通にやっていたりするのだから、いやはや…まあ人間ってのは本質的に痩せるのが苦手なんでしょう。


ちょっと内容が散文的になってきたので話をまとめるが、ぶっちゃけた事をいうと


一日一食(一食は何を食べてもいいが、できれば炭水化物は茶色い方がいい。空腹が辛いって人はバターコーヒーを朝に飲むと楽になるのでオススメっちゃオススメ)

ランニング(3キロ程度で十分。所要時間20分程度なので、やる気があるなら誰にでも捻出可能だろう)


この2つだけで大体の人は間違いなく痩せるとは思う。僕自身、いろいろやったがこの二つがガツンと効いた。最後に購読者向けに表では書いていないある手法を紹介する。この現象を理解するために、長寿になる為には何をすべきかという話が肝心になってくる。


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