腰痛…このやっかいな痛みを根本から治したい人への、股関節柔軟・自力救済への手引き

18年続いた腰痛にやっとこさ徹底的にケリがつけられそうなので、今回は徹底的に何をどうやったら腰痛を治療できたかについて、n=1ではあるものの、書いていこうかと思う。

僕と腰痛との出会い

腰痛との付き合いは20歳の頃からなので、もう18年ぐらい付き合い続けていることになる。


今でもよく覚えているのだが、通っていた大学のイスに腹を突き出す勢いでグッと背中を反らして座った時、突然なんとも形容しがたい痛みが右の腰骨周りを襲った。


僕は身体が無茶苦茶に固く、それもあってか当時はよくこんな感じの後ろに寄っかかるような姿勢で椅子に座る事が多かった。

これがなんとなく悪い姿勢だと呼ばれる傾向があることは知っていたので、よい姿勢を取ろうと胸をグッと突き出し、腰を反らして、おしりを突き出すように座ったところ…見事に僕の腰は崩壊した。

その姿勢は、一般的には良いとされているはずのもののはずなのにである(下の画像みたいな感じ)

この画像のような姿勢は一般的には良い姿勢だと言われているが、僕はこの姿勢を取った事で見事に腰を壊した。


おそらくなのだけど、似たような体験をした人も多いのではないかと思う。

いい姿勢って、本当にいい姿勢なのか?

この頃から、悪いと言われている姿勢の方が、腰痛持ちには優しい姿勢なのではないかとずっと思っていた。


少なくとも下の姿勢をとっている最中に、腰が痛んだ記憶はあまりない(長時間たつと重たくはなるが)

逆にピンと胸と腰を張り、尻を突き出すような姿勢で座ると、物凄く腰が痛む。

いったい何でこんなヘンテコなパラドックスが生じるのか?その疑問が本当に長い間あったのだが、最近になってようやくその答えが自分の中で出た。それは…

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