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VisionPro発売から1週間で何が起きた?! アメリカ現地の最新動向を、素早くキャッチアップ!

皆さんこんにちは!空間コンピューティング技術で人々のまなざしを拡張するMESONのtaka(@takataka530)です。

ついに…!ついに、待望のApple Vision Proが先週の2月3日にアメリカで発売開始され、本格的なSpatialComputing時代が到来しました!!😎

購入者の大半は海外に居住しているため、彼らが発信する情報をキャッチアップしきれていない方も多いのではないでしょうか。
そんな方へ…!本記事は、主に海外のSNS投稿を元に、この1週間で起きたことを様々な視点からまとめています!


まるでSF! AppleStoreの様子

VisionProはアメリカのApple Store全店およびオンラインのApple Storeで2月2日より販売が開始されました。初年度の出荷台数は30万台程度とも報じられており、価格は日本円で約50万円($3,499)

SNSで拡散されているStore内の光景は、まさにSF映画のワンシーン🎬

複数人が同時にアテンドされる光景が広がっています。
https://x.com/nickfloats/status/1753491915587166303?s=20
若者のみならず、中にはご年配の方も。
https://x.com/nandoprince93/status/1753820086224167087?s=20

弊社MESON代表のコバさんも現地の店舗をいくつか回りながら、様子をポストしていました。(気になる方は動画を是非!)


VisionPro購入者の特徴

MacRumorsによると、既に2月6日時点で販売台数は20万台を超えたそう。サンフランシスコの店頭でコバさんがスタッフさんに伺ったところ、プログラミングなどの仕事向けのユースケースか、映画などのエンタメユースケースに興味を持って購入する人が多いようです。

Xのポストでは若い男性がやや目立ちます。見ながら驚いたのは、Vision Proをお洒落に着回してる光景の数々です😎

Vision Proをつけたまま街中に出歩くことが、既に少しオシャレに見えてしまう社会認識を生んでしまっている、Appleのブランド力・デザイン性は流石ですね。(これは予想できなかった・・・)


斜め上をいくユースケースの出現

電車の移動中に、ジムのトレーニング中に、飛行中に・・・斜め上を行っていますね(笑)  プールでの使用は見ていてヒヤヒヤしました😨

海外では、彼らを"Vision Bro" (日本語で言うならばビジョン ニキ?) と呼ぶ現象まで生まれています。

テスラに乗りながら使用するシーンは、X上でもかなりバズってましたが、米政府が警告する事態になっている模様。直に屋内の利用へ落ち着いていくような気もしますが、特に法律や規制の動向は注視していきたいですね👀


実際のVisionProユーザーの生の声

VisionProを購入された皆さんの口から揃って出てくる言葉が、
"PVの通りの体験!" "PV詐欺感が無い!"
SNSでも海外・国内共に肯定的な感想が多く見受けられます。

私自身も体験して驚きました。PVから連想された、ワクワクするSFのような未来が、本当に目の前に広がっていました!!🎬  (言葉だと伝えきれないのが残念ですが。。)


24時間VisionPro生活を試してみた動画

早速、海外では日常生活の様々なシーンでVisionProを使用している動画が幾つか上がっています。今回はその中でもオススメの2本を紹介しますね💡

1)Canoopsyさん (Tech系動画クリエイター)
屋外での使用場面
が多く紹介されています。カフェで、ショッピングで、レストランで、電車の中で、ボーリング場で・・・。

個人的には、3:50あたりのショッピングシーンでの、空間コンピューティングならではのハプニングがオススメです。(本人からリプいただきましたw)

2)Wall Street Journal
屋内での使用場面
が多く紹介されています。Macを使っての仕事やビデオチャット、料理などをレポートしています。


話題の機能

早速色々と機能を試した動画が多くポストされていますね。マルティディスプレイでのwebサイトの閲覧や、3DアバターによるFaceTimeが人気のようです。

主要な機能・アプリの解説は、下記の動画がオススメです💡日本語で分かりやすく説明されています。

機能については、下記のような「コンセプト動画」が実装済みの機能として誤解されて拡散されているケースも散見されます。情報元を辿ることは意識したいですね。

耐久性の検証

新しいデバイス登場後恒例のイベントが、今回も行われています。見ていてヒヤヒヤしますね笑 (50万円が💸)

複数の検証動画に共通して、耐久性の高さが見受けられます。以下の記事によると、"これほど驚くほどの耐久性を持つ湾曲したガラスを見たことがなかった"とのこと。

2m前後の高さから5回程度落としたものの・・・

"結局は外側のガラスが割れただけで、真下にある別のパネル、およびすべてのセンサーとカメラは依然として完全に正常で、損傷していませんでした。そのフロントガラスも、小さな破片に砕けるのではなく、ほとんど一枚のままでした。"

(下記の記事より引用)

尚、AppleVisionProのAppleCare の料金は 499 ドルで、損傷修理 1 件につき 299 ドルの追加料金がかかるとのこと。

皆さん、落下テストはくれぐれも試さないでくださいね!笑


中国発のデバイス「VisionSE」への注目

これは少しこぼれ話ですが、中国では外観がVision Proに酷似したデバイス「VisionSE」が話題になっています。価格は約1000人民元(約2万円)と、大幅に抑えられています。

SNS(X・Youtube)上で関連情報はまだ少なくて不確かな要素も多いですが、性能はVisionProよりも低く、直接的な競合とは考えづらいと思われます。

主な機能の特徴としては・・・
・シンプルな表示機能のみを搭載
・SpatialVideoの撮影や閲覧はできない
・操作は、デバイス横のボタンか、リモートコントローラーを使用
※ハンドトラッキングは動画を見る限り対応していない模様

以下のXのポストでは開発者の狙いなどが詳細に解説されています。


今後ウォッチしていきたいこと

ここからは、少し踏み込んで、MESONのディレクターとしての目線で気になっていることを2つ紹介します。

1)習慣的に使い続ける中でのUXの変化

発売間もないこともあり、一目で"wow"を感じられるような動画がSNSで注目されやすい状態です。VisionPro未体験の人々からは、羨望を含んだポジティブなコメントが目立ちますが、体験者からは”目が疲れた”"頭が疲弊する"といったマイナス面の言及も見受けられます。両者のギャップを冷静に把握することは意識したいです。

例えば、以下のような複数画面でのスポーツ観戦も、マルチタスクによる脳への情報負荷が高く、長時間の閲覧には適さないようにも思えます。

また、屋外の体験も、"それ結局スマホでよくない?!" のような意見も徐々に出てくると思われます。今後、特に海外のポストは要チェックしていくつもりです。


2)自室内での空間の使い方の傾向

2つ目が、VisionProのメインユースケースである"屋内体験"について。

今後は、競合のアプリ間で「時間の奪い」に加えて「空間の奪い合い」も発生してくると思われます。どの場所で、何のアプリを、どのように設置して使うかは特にウォッチしていきたいと思います👀

Xでバズっていた以下のポストでは、仮想ディスプレイを壁に這わせるように設置しているのが印象的でした。

まとめ

皆さんいかがでしたでしょうか?先週末から激動の1週間でしたが、少しでもキャッチアップの参考になりましたら何よりです!

私自身、ひたすら海外の情報をSNSで追っていましたが、あらためてAppleVisonProが世界に与えたインパクトの凄さを感じました。

そして、SpatialComputingが日常生活に浸透する未来の到来も確信しました。電車内とかで当たり前にデバイスを操作する日も近い…?

今後もXで海外の情報もシェアしていきますので、是非シェア頂けますと嬉しいです!taka(@takataka530)

最後に

私が所属する「MESON」は様々な企業様とともに空間コンピューティング技術を活用し、人々のまなざしを拡げる共創プロダクト開発を主力事業として取り組んでいます。

先日、AppleVisionPro向けの天気体感アプリ「SunnyTune」もリリースしています!視覚や聴覚を通して天気を体感することができる新鮮な体験です☀️


企業のご担当者の方

Apple Vision Proのエントリー勉強会プログラム「Ready for Vision Pro」を提供開始しております。興味のある方は是非お気軽にお問い合わせ下さい!


空間コンピューティングの未来を一緒に作りたい方

MESONではいま全職種積極採用中です!このnoteを読んで、Vision Pro や空間コンピューティングに興味をもった方、MESONで空間コンピューティングシフトをともに起こしたいと思った方は以下のページから是非ご連絡ください!

以上、盛りだくさんの内容となりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!😎


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