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生活の安定に向けてことをなす

おはようございます!
 
金融の動きが活発になってきました。
 
貨幣をポチって
これだけ世界中にばらまきつづければ、
さすがに貨幣は多くなり、
インフレのマイナス面がみえてくれば、
貨幣を回収せざるを得ません。
 
金融や情報関連の企業は身軽ですから、
その動きは先行的に目に付きます。
 
身重の企業も続くようになるでしょう。
 
景気の循環作用なので仕方ありません。
 
それよりも、
30年以上長期金利が下がり続け
もう景気の循環とは
次元の違う世界に入ったのかと
不気味な快楽を心配することにくらべれば、
循環してくれてありがとうです。
 

 
景気の循環と言えば、雇用です。
 
バブルがはじけた90年代に、
ある米国証券会社の日本代表の方が
話されていました。
 
いわゆるレイオフをしたのですが、
その日から代表の自宅の前に
社員の列ができたそうです。
雇用を継続してほしいと伝えに来たのです。
 
採用をするときは、
実力主義だとさっそうと入ってきた社員が、
レイオフに直面するとこうなるのか
と話されていました。
 
私は、その方たちを非難したい
のではありません。
 
人間はやはり安定を求めるのです。
 
一攫千金を求めるのは、
プラスの面を見るからであり、
そのリスクの大きさには
目がいかないのです。
 
そもそも、株式会社の仕組みがそうです。
資本金を出して失敗しても
その資本金を失うだけです。
資本金を上回る失敗の赤字を埋めろ
とまではいわれないのです。
 
給料のインセンティブも同じです。
良ければもらえますが、
悪くてもお金を返せとは言われません。
 
人は安定を求めるのであり、
その上に築いた仕組みも同じです。
 
生活の安定に向けてことをなすのが柱です。
 
これを外すとどこかでうまくいかなくなる。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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