おはようございます！

教育はどうあるべきか。
 
私の経験を振り返ってみて、
教えてもらったなあと思いだすのは、
ものの見方をがらっと変えられた時です。
大げさに言うと、その前と後とでは、
違う人間になった感覚がある時です。
 
授業では、
世界史を勉強している時に、
ヨーロッパには政治と同じような強さで、
国境を越えて宗教という勢力がある
と腹落ちした時です。
それから、世界史が
自然と頭に入るようになりました。
 
部活では、
剣道の瞑想の時間に、
眠っているのだけれども覚醒していて、
覚醒しているのだけれども眠っている感覚
を経験した時です。
極楽かと思えるような、
気持ちよさを今でも覚えています。
 
生活指導では、
授業が始まったけれども、
誰かが私の椅子を隠してしまい
座れない時に、
「先生、椅子を誰かが隠してしまいました」
と訴えたら、
「自分で取り返してこい。なければ、
他の教室からかっぱらってこい」
と叱責されて
何も悪くない（はずの）私が
教室を追い出された時です。
 
いずれも、
その直後から私の世界観は変わりました。
そういうことって、忘れません。


世界観が変われば、
あの快感をもう一度と、
学ぼうという気持ちは、
自然に起動します。

今日もよろしくお願いします。

安島