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文武両道

おはようございます!

機嫌のよいリーダーには
人が集まり、情報が集まると書きました。

機嫌がよいだけでなく、
知っていることでも、
初めて聞くように人の話を聞く
児玉源太郎のような人もいました。

私には耳の痛い話で、
業績が悪いと暗い顔になり、
知っていることを言われると
それ知っているよと言ってしまいます。

それでは、誰も私には
教えてくれなくなってしまいます。



機嫌がよいことは、
インプットの質を高めるだけでなく、
アウトプットの質も高めてくれます。

そもそも人が集まってくるのですから、
自分の判断に基づき、
その人たちに行動を頼めます。

そして、その行動は、
はじめは、はずれがあるでしょうが、
修正すべき点を
その人たちが教えてくれます。

そして、行動を改善できます。

フィードバックが働くことにより、
行動をどんどん修正していけます。

このループが回りだすと、
大崩れしないでしょう。


養老孟子さんはこう言います。
情報を集めるインプットは「文」です。
行動を起こすアウトプットは「武」です。
この二つがループを描く姿が、
「文武両道」です。

昔から
文官と武官が
皇帝の左右に居並ぶ姿がありますが、
文と武は別物ではなく、
文の中にも文武両道があり、
武の中にも文武両道がある
のだと私は思います。



五感を使ったインプットもおざなりにし、
筋肉を使ったアウトプットもおざなりにし、
判断する脳ばかりを大切にする
昨今の現象は、
非文武両道ですらない
ということになってしまいます。

今日もよろしくお願いします。

安島

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