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異文化の架け橋

おはようございます!
 
仕事が違うと、文化もかなり違います。
 
私の父方の実家は銀行マンで、
母方の実家は呉服屋さんです。
 
正月は両方の実家に泊まるのが習慣でした。
まずは父方の実家に行きます。
その時は、きちんとした身なりで行く
のが決まりでした。
元旦の朝ごはんも、きちんと並んで、
おじい様があけましておめでとうと言うと、
皆で、あけましておめでとうございます
と返してから、
お雑煮をいただく決まりでした。
 
そのあとで、母方の実家に行くのですが、
身なりはわざとくずしていました。
きちんとした格好で行くと、
よく思われないからです。
近所はみなお客さんなのだから、
ぜいたくな格好して帰ってくるのではない
と怒られてしまうからです。
正月二日は初売りなので、
お店はてんてこまいです。
ご飯は、みな、立ったまま食べていました。
おばあ様などは、
ごはんに蛇口からの水をかけて
お腹に流し込んでいました。
 
先日、採用面接に来た若者が、
インフラ事業を営む企業の
官僚的な文化についていけない
と話していました。
それは大変だねと思う側面もありながら、
仕事は異文化との遭遇が常態
という側面もある
ことを伝えたいと思いました。
 
病院では、
医療と経営との文化の懸け橋が
マネジメントのへそだと思っています。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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