団塊の世代
おはようございます!
火葬場が足りないそうです。
なくなってから7日、時には10日も
待たされることがあるそうです。
ふと、団塊の世代を思い出しました。
2025年には
すべての団塊の世代が
75歳以上の後期高齢者になり、
医療費が膨らむとされている問題です。
この世代は、火葬場もお墓も
少なくなるのでしょう。
*
団塊の世代の女性に
話を聞いたことがあります。
大変ですねと言ったら、
生まれた時からずーっと
頭数が多いと言われてきたから、
慣れていますと
けろっとおっしゃいました。
学校では校舎が少ないと
プレハブに押し込められました。
大学進学は狭き門と言われました。
就職は買い手市場でした。
結婚式場も足りないと言われました。
子供が生まれたら、
幼稚園、保育園が足りないと言われました。
これからは、老人ホームが足りなくなり、
火葬場に並ばなければならなく、
お墓もそうなのでしょう
と笑っていました。
団塊の世代の立場に立てば、
確かに一生こうした話が
付いて回るのだから、慣れっこなのでしょう。
だから、いつも先を読んで
準備する癖もつくそうです。
*
これからは終活だとのこと。
身の回りを整理し、
亡くなった後のことも
子供の迷惑にならないように
しておくのだそうです。
余計なことと知りながら、
葬式くらい準備せずに
残された若いものに任せたらよい
と私は思いました。
人が死ぬという出来事は、
本人には関係なく、
残された人たちのものです。
当人は死んでしまっていて、
何もできないのですから。
残された人たちが、
驚き、慌てて、準備をするのです。
そして葬式が終わると、ふと思い出して、
少し反省をしたりしながら、
次のステージに進んでいくのです。
その通過儀礼を
なくなる人が奪うことはないでしょう。
残った人に慌ててもらうのがよいはずです。
今日もよろしくお願いします。
安島
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