いくらこ

クラリネット歴30年。 好きこそものの上手なれ。が座右の銘。 職業は歯科衛生士ですが、…

いくらこ

クラリネット歴30年。 好きこそものの上手なれ。が座右の銘。 職業は歯科衛生士ですが、趣味のクラリネットも仕事といえるくらいになりたい。 2023年12月、肺がんステージ3で手術しました。 肺が小さくなってもクラリネットが吹けるのか。自分への挑戦です。

最近の記事

入ってよかったガン保険

昨日は退院後初めての診察に行ってきました。 レントゲンと血液検査を終え、診察で、手術の結果を聞きました。 左肺下葉+上葉の一部切除。下葉の中に22×21ミリの腫瘍を認めた。郭清リンパ節22の中に8つにガン細胞あり。ステージ3a。 手術前はステージ2b でしたが、縦隔リンパ節に転移していたのでステージ上がりました。 術後の化学療法をするにあたり、遺伝子解析検査を受けることに同意。遺伝子変異が見つかれば、効く薬を投与してもらえるので、同意しないという選択はありませんでした。

    • 手術しました

      その後、肺がんステージ2b の診断を受けました。リンパ節に転移していたので、最悪左の肺を全摘というお話でしたが、私がクラリネット吹きであることを伝え、なるべく肺を残して欲しいとお願いし、全摘を避けることができました。気管支を切って繋ぐという方法で何とか左の肺4分の1を残していただきました。 少しでも肺が残れば、クラリネットが吹けるのではないかという希望をもっています。 今は、少し動くだけで息切れし、咳ばかりしている状態ですが、運動などでなるべく呼吸機能を復活させたいと思っ

      • 健診で、再検査に

        毎年職場から健康診断を受けさせていただいています。 今年も、血尿がひっかかるか?とドキドキしたところ、初めて肺のレントゲンが引っ掛かり・・・。 今日は精密検査を受けてきました。 肺がんが疑われます。 私は医療従事者なので、ある程度のことは予想がつくので、先生も隠さずこれから起こる可能性について話してくださいました。 早期発見で手術できるにしても、1月に手術で4月に本番は、いくらなんでも無理そう。せっかく手にしたモーツァルトのソリストを務める夢は、諦めなければならなくなりそうで

        • オケの練習日

          今日はオーケストラの練習日でした。午後から練習なので、午前中は家で、基礎練少し、オケの曲の練習と、モーツァルトのコンチェルトの練習をしました。 オケの演奏会は来年6月。メインはメンデルスゾーンの3番「スコットランド」。ソロもたくさんあり大活躍するので要練習です。でも時間にまだ余裕があり、しかも以前コロナのため中止になった演奏会のリベンジなので、練習はだいぶしてあるので、今日の2楽章の練習も早々に終わらせました。 さて、モーツァルトの練習にとりかかります。1楽章は結構長いの

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          レッスンで

          昨日は月一回のレッスンの日でした。 モーツァルトのコンチェルトの1楽章について、アーティキュレーションなど、私の書き込みを見ていただき、変えた方がいい所などアドバイスをもらいました。というか、半分以上変わりました(笑) レッスンを受けるようになってから一年ほどですが、先生には私の弱点がお見通しです。「タンギングがうまくできるようになれば、この曲をモーツァルトらしく吹けるでしょうね。」と言われました。まさにその通りです。 先生のようなきれいなタンギングを目指して、基礎練習が

          オーディションを受けるまでの葛藤

          こんな私が応募していいの? 私はプロフィールに書いた通り、歯科衛生士をしており、今は正社員で働いています。 朝8時に家を出て、夜8時に帰るという生活の中で、仕事の日に楽器を吹くということは難しいです。その代わり休みの日には2時間は練習するようにしていますが、それもできない時もあります。 そんな状況で、オケやアンサンブルも、そしてモーツァルトのソリストも務まるのか?人前で恥をさらすだけではないか?夢だからといっても、甘い考えではできないであろうと本当に悩みました。 夢の曲

          オーディションを受けるまでの葛藤

          私がソリストに。

          私がクラリネットと出会ったのは、小学校の部活動でした。 今思えば、数少ない吹奏楽の名門小学校に偶然入学し、友達に誘われたからという理由で始めたクラリネット。ここまで続けてこれるとは思いませんでした。 高校の吹奏楽部では、顧問の先生からクラリネットのいろはを教わりました。勉強はそこそこ、部活に命かけてる高校生活でした。音大への進学も少し考えましたが、才能とお金がないとダメと顧問にはっきり言われ、諦めました。 大学に進学し、オーケストラと出会い、私の好きな音楽はこれだと確信し

          私がソリストに。