ハムスターでもわかる「独り言記事」の書き方。note編
noteで一番書きやすくて一番読まれる記事といえば、恐らく
「ひとりごと」
ですよね。
いや、絶対に「独り言」です。間違いありません。
無責任にも言い切ってしまいましたけど、大丈夫です。
本当は違うかもしれませんけど、この記事が俺のしょーもない「独り言」なので、間違っていても大丈夫なんです。間違っていても。
独り言は誰でも絶対に書くことができます。しかも簡単に。
俺が「絶対」を多用しているのは、それぐらい確実だということのアピールです。
なぜ「独り言」は誰でも簡単に書けるのかと言うと、読んだ人が納得するような、驚くような
「立派でタメになる情報」
を書く必要が無いからです。
よく他の方の記事を読んでいて思うのですが、noteで記事を書いている方は「優しい」方が多いですよね。
もうそれは優しすぎて心配になるぐらいに。
「この記事を読んでも得るものが無いかも」
「役に立たなくてすいません」
なんてことを書いている人をよく見かけますが、いやいやちょっと待って下さい。
役に立たない(と思っている)記事を書いているあなたは、あなたが普段考えていることや思っていること、悩みや疑問、趣味について、その日起こった出来事などを書いていますよね。
でもnoteって、
そういう記事を書く場所ではないのですか?
と俺は思います。
noteで他人の「ひとりごと」を読むことによって、共感したり、気づきがあったり、学ぶことがあったり、勇気を貰ったり、
「あぁ自分と同じ気持ちの人がいるんだ」
って安心できたり嬉しくなったり、読んだ人は何かを感じています。
もし何かを感じることは無かったとしても、「フォロワーさんの記事を読む」「気になる人の記事を読む」という「noteでの楽しいひと時」が過ごせます。
これって、めちゃくちゃ役に立ってないですか?
書いている人にはどこがどう役に立っているのか、さっぱりわからないかもしれませんが、読んだ人にとっては得るものがあるのです。
無料で漫画や小説、映画を観た後、いや他にも雑誌、パンフレットでもなんでもいいですけど、読んだ後に「役に立つ情報が無いから損した!」っていう人はいないと思います。
「面白かった」「楽しかった」「なるほど」って思えればそれで満足ですし、もしそうじゃなくても「暇つぶし」になればいいのです。
いやもっと言えば、
読み手側は、あなたの記事を「自分の意志」で読んでいるのですから、文句を言う人は誰もいません。
さらにもっと言うなら、
誰もあなたに期待していません。
ああっ!なんて酷い言い方!すいません、間違えました。言い方が悪かったですね。訂正します。
俺に期待すんな。
げえっ!慌てて書いたらますます酷くなってしまいました!違うんです。ちょっと待って下さいよ。そういうことじゃないんです。
うまく書けないですが、素人同士が「基本料金無料」で記事を書いているのですから、お互いそこまで立派な記事、素晴らしい文章を求めているわけじゃないので、
「気楽に楽しんで自分の記事を書いていきましょう」
って言いたかったのです。
あなたらしい文章は、あなたにしか書けません。
だから堂々と独り言を書けばいいのです。堂々と!
って俺がなぜこんなに偉そうなことを、堂々と書けるのかというと、もちろん誰も見ていない、読まれない「独り言」のつもりで書いているからです。
「独り言」と言っても、部屋でブツブツ呟く独り言とはちょっと違うので、どこかでこの記事を読んでくれるかもしれない「あなた」に話しかけるように書いています。
でも内容は独り言なので、自分の好きなことを自由に書いているのです。
独り言を書く時は、役立つ情報もアドバイスも、何の知識も不要です。むしろ俺は、noteにかぎっては「役に立つ情報」は必要ないと思っています。
なぜなら何かを調べたり勉強する時は、noteではなく検索エンジンで調べてから他の専門のサイトへ行くからです。
noteはプロでも専門家でもない、「自分と近いところにいる人」が書いた記事だからこそ親近感を覚えるし、共感できる部分が多いのではないでしょうか。
というわけで、ここからはまったく得ることが無いような、タメにならないような独り言を、俺が試しに書いていきたいと思います。
まず独り言は、気合いを入れて書くような記事ではないので、深く考える必要がありません。いや考えてはいけない。感じるんだ!いやそれは何か違うかな。
一番簡単な書き方は、今思っていることを書く。
それが難しいなら今、目に映った物について書く。これで大丈夫です。
俺のiphoneSE
俺は今、パソコンで記事を書いていますが、パソコンの目の前にはiphoneが置かれています。
このiphoneはたぶん一番サイズが小さい「iphoneSE(第1世代)」なのですが、かなり前に購入したので、バッテリーが劣化して電池の減りがあり得ないほど早いです。
早く次のiphoneに買い換えたいのですが、お金がかかるのですぐには買い換えることができません。
コンパクトサイズのスマホが好みなので、買い換えるなら次もiphoneSE(第2世代)にする予定なのですが、そのうちさらにコンパクトなiphpneが誕生するかもしれません。
アップルさん、俺は片手で操作できるコンパクトなiphoneが欲しいんです。過去の名作「iphone5s」か、今使っている「iphoneSE」が最高なんです。
このサイズで新しいiphoneを作って下さい。お願いします!
ちなみに全角でiphoneって入力したら「いpほね」になりますけど、グーグル先生はちゃんとiphoneで検索してくれますよね。
「いpほね」は何度見ても笑ってしまいます。
おわり
どうでしょうか。ウケを狙うことなく、面白いことを書こうともせず、思ったことをそのまま書きました。
この文章を読んで爆笑したり、感動したりはしないですし、得るものや学ぶことも特に無いですよね。
ただ、人によっては「同じことを考えてた」と思う人がいるかもしれませんし、「iphoneSEがコンパクトって知らなかった。今度見てみよう」と思う人がいるかもしれません。
そこからコメント欄で盛り上がったり、仲良くなれる可能性もあります。
そう考えたら、「役に立つ、役に立たない」「面白い、面白くない」は書いた本人が決めるのではなく、読んだ人が決めるので、こういった記事を気楽に書いておくと、良いことがあるかもしれません。
では次も、目に映った物について書きます。
俺のキッチンスケール
俺はニトリのキッチンスケールを愛用している。
キッチンスケールとは、食材の重さをはかる時に使う秤(はかり)のことだ。
これが俺のキッチンスケールだ。価格は税込み999円。さすがお値段以上。やるじゃないかニトリさん。
さて俺がこのキッチンスケールで何をはかるのかと言うと、目的はただひとつ、
ご飯の量だ!
俺はご飯一人前の量は200gに設定している。
この量が俺にとって、多くもなく少なくもない量だからだ。
いや、本当のことを言うと「サトウのごはん」が200gだったので、その真似をしただけだ。
キッチンスケールで200gをはかり、ラップに包んで冷凍庫で保存する。
そうすれば、毎日すぐにご飯が食べられて便利だ。
さらに言えば、お米を五合炊いて200gで分けていけば、丁度良い感じで分けていくことができる。ほんの少し残ったご飯はそのままペロリだ!
気になる人は是非試して欲しい。
おわり
俺は部屋の隅に置いてあったキッチンスケールを見て、経験談をそのまま適当に書きましたが、1人暮らしの方にとっては役に立つかもしれませんね。
もしかしたら、料理好きな方との出会いがあるかもしれません。
では次に、一番簡単であろう「今思っていること」を書きます。
猫のいる暮らし
猫。寝子。いやネコ。ネコちゃん。もう文字だけで可愛いな。
俺はネコさえいれば何もいらない。
俺はネコが好きじゃなかった。
どう考えても忠実で頭が良くて、素直に懐いてくれる犬の方が可愛いじゃないか。
しかしある日俺は、YouTube動画で名も無きネコ動画を観てしまった。
飼い主がスマホばかり見て構ってくれないので、焼きもちを焼いてカリカリちょっかいを出しているネコの動画を。
その動画を観た時、俺の胸は本当に音が鳴ったのかと思うぐらい、
キューーーーーン
となってしまったのだ。
なんだこの気持ちは。こんなの生まれて初めてだ!
そこからはネコが可愛くてたまらない。ネコさえいれば本当に何もいらないのだ。
ってこんな記事を書いているが、俺はネコを飼っているわけではない。
いやむしろ何も飼っていない。ボロアパートなのでペットは飼えない。
そして自分1人が生きていくのにも困難なのに、なぜ俺がペットを飼うことができようか。
ちなみに俺は人間嫌いで有名だ。
人と関わることが苦手であり、ずっとひとりで過ごしていてもまったく苦にならない。
人を笑わすのが好きなくせに、めちゃくちゃ喋るくせに、人と関わりたくないなんて変わっているが、それが俺なのだ。
自分でも自分が理解できないのだ。
そんな俺がネコを飼ってしまったら、本当に一生ネコとだけ関わって暮らしてしまいそうだ。
だから今は、動画でネコを見るだけで我慢している。
だがこの先、俺は必ず成功し人生を逆転させるので、そうなったらネコちゃんのための家を建て、そこで贅沢な暮らしをするつもりだ。
その時はもちろん、ワンちゃんも飼うとしよう。そして可愛い犬と猫のYouTube動画で大儲けして、さらに俺は有名になってやろうと思う。
おわり
ちょっと長くなりましたが、いきなり何も考えず、思ったことをそのまま書きました。
これで俺がネコが好き。犬も好きだということ。そして俺が変人だということを理解してもらえたでしょう。
「1つの記事を書く」ということは、ある意味「自己紹介の記事」を書くことになります。
記事を読んだ人は、あなたの趣味、考え、悩み、夢や目標、仕事や家族のこと、友人のこと、今日の出来事、そして誰にも言えないことなどを「独り言」で知ることができます。
俺は過去の記事でも書きましたが、1つの記事では少しの情報を書くことしかできませんが、その記事の積み重ねがあなたの詳しい自己紹介となり、アピールとなり、あなたの「百科事典」となっていくのです。
いやこんなこと、過去の記事で書いてなかったな。すいません、嘘つきました。
とにかく、独り言をどんどん書くことによって、あなただけの長編のエッセイが出来上がっていきます。
このエッセイを読んでいる人は、最初は何とも思っていかなったとしても、ずっと読んでいくうちに「何か気になる」「共感できる」「応援したい」となり、次の記事が楽しみになって「ファン」となっていくのです。
俺はいつもフォロワーさんの記事を読むと、このパターンで読むのをやめられなくなります。
だから、「もっとちゃんと書かなくては」ってその人が思っていると、
大丈夫や!そのままでいいんやで!
ってコメントをしたくなります。
記事の中身、出来映えはそんなに重要じゃないんです。あなたが書いていればそれでいいのです。そう伝えたくなります。
ただ俺はコメントが苦手なので、ほとんどコメントはしないですけどね。
コメントで思い出しましたが、記事を書くことはできるけど、
「コメントで批判されたらどうしよう」
って不安な方もいるでしょう。
noteのコメント欄で批判する人は、あまり見たことがないので大丈夫だと思いますが、不安な人にはとっておきの魔法をお教えしましょう。
それは、
コメント欄閉じたらええねん。
これです。コメント欄を閉じるということは、読んでくれた人とのコミュニケーションがとれないというデメリットがあります。
でもコメントが気になって自分の思っていることが書けないのであれば、コメント欄を閉じるのもありじゃないでしょうか。
ただ、コメント欄のON/OFF機能を使うにはnoteプレミアムに加入して毎月500円払う必要があります。
俺もお金に余裕があったら、noteプレミアムに加入してコメント欄を閉じるんですけどね。
って今見たら、
コメント欄閉じられてるやん!
ショ、ショックだッ!
一体誰が!何のタメに!
こんなあほな独り言を書けるのも、コメント欄を閉じているおかげです。
おわり
ここまでが俺の「独り言」記事です。
俺の独り言はわけがわからないかもしれませんが、あなたの独り言はきっと誰かの役に立つと思います。
あなたらしい独り言を、是非書いてみて下さい。
ここだけの話ですが、現在タイムマシンを作っているので、その資金に使わせて頂きますね。サポートして頂けたら過去のあなたに大事な何かをお伝えしてくることをお約束します。私はとりあえず私が14歳の時の「ママチャリで崖から田んぼにダイブして顔面めり込み事件」を阻止したいと思います。