価値観と世界観の違いについて今日はいろいろ考えています。

「会社と価値観が合わなくて」というご相談もよくよく聞くと世界観の違い(売り上げ・成長第一の会社の姿勢に対して、仲間と楽しくやる事が一番だと考えていたり)だったりすることが良くあります。

今の私の理解では

世界観(パラダイム、世界に対する枠組み)がまず土台に合って、その上に価値観がのっかっているようなイメージ。

例えば

「男女差別はなくなったほうが良い」と言う発言(これを「男女に対する価値観」と言っていいのかな?)も

→そうする事で自分や会社にメリットがあるから(主体の認識範囲が自分・自社にとどまる)

の場合もあれば

→シンプルに心からそれは良くないな、と思っている(主体の認識範囲が自分を超えて社会に及んでいる)

場合もある。

(黒か白か、ではなくてグラデーションの事も多いかと)

 

そこまで見ていくようにしています。表向きな価値観(を表す言葉)だけで会社と個人をマッチングさせていたら、いずれずれが生じて、どんどん大きくなってそのうち「一緒にやっていけない」となる。

 

散々イベントなどを行っている発達理論は、この「世界観」を定義するのにとても使いやすいツールだと思ってます。だから使ってるけど、もちろんそれだけではないし、ぱっきりと割り切れるものでもないので、実際の運用はもっと主観的にやっている部分もあるのだけど。

 

何が言いたかったかと言うと、某大手アパレル企業に対して「価値観の多様性を受け入れない無い会社」と指摘をしているブログを見て、ああ、これは世界観の違いでの話だな、という事と、会社ってものはたいてい、ある世界観を掲げてそこに賛同する人が集まるものだから、合わなければやめればいいだけだな、と思ってみたりしました。

 

これからどんどん、世界観マッチングが増えていくのではないかな。多くの人がこれまでの社会の構造に限界を感じてきているし。

いよいよ私たちの出番が来たのかな、なんて。。。


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