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人材紹介のゴールと、成功させるためにやっている事

以前ある経営者の方に言われた事があります。「高藤さんは人材エージェントなのに、なんで組織論とか言っているんだろう、と思って」。
 
なるほど!確かに、多くの人にとっては人材エージェント=求められた人材を紹介するだけ、というイメージなのかもしれません。

私の場合は紹介してハイ終わり、ではなくて
・「人材が自分を活かせる仕事について人生を充実させる事」と
・「組織が良い人材を採用して事業がさらに発展、組織がさらに良くなる事」

の2つを、紹介する上でのゴールとしています。

転職後に本当にその人が充実感を感じて、組織で活躍して、事業が伸びるところまでを考えて仕事をしています(自己満足かもしれないですが、一応本気で目指しています)。
 
そのゴールを実現するには、紹介先の組織について良く理解する事が重要です。組織の理念は、ミッションは、力学は、カルチャーは、人員構成は、発達段階は、などなど、理解を十分したほうが、マッチングの精度が上がり、結果的に転職後の活躍につながると考えています。
 
 
それでどのような結果となっているでしょうか。
ご紹介人材が全員、ご入社後に大活躍されたら良いのですが、まだまだその域にはまだ達していません。企業から「紹介してくれた◎◎さん、大活躍ですよ!」とフィードバックを頂くのは約7-8割です。企業をリードして業績にも貢献されています。
しかし残念ながら5%位の方は、1年弱~3年以内に退職されてしまうと言う事もまた、事実としてあります。

理由は様々ですが、期待して採用頂いたのに、ミスマッチとなってしまった事が残念だし悔しいし申し訳ないし、、。 
 
もっと良い紹介をしたい!100%の大満足に近づきたい!と考えると、必然的に組織に対する理解や人間に対する理解(幸福や生きがい、キャリア形成、意思決定などなど)を深めるべく、学ぼう!となるのです。
 
そして学んでいくと多くの気づきがあり、徐々に紹介、マッチングの精度は上がってきました。が、まだ100%はとうてい実現できていないので、探求の道のりは長くになりそうです、、。

このところおかげさまで取り扱い案件数が一気に増えているので、その中でどう質を担保するかという問題も発生しています。今後試行錯誤しながら良くしていきたいです。
 

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今後noteではこうした人材紹介に対する思いや事例、メソッドを書いていこうと思います。

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