【運動を自分のペース】で続けるためのコツを3つ紹介【元気な体を保ちましょう】
普段、患者さんからこんな声をよく聞きます。
「運動を続けられない」
「運動をしないといけないと分かっているけど、始められない」
もしかすると、あなたも同じ気持ちかもしれません。
「運動を続けられない」「始められない」
この2つで悩んでいる人の考え方には、共通点があります。
今回の記事では、この共通点と解決策について解説します。
読者の皆様が運動を継続し、体の不調を予防するきっかけになれば幸いです。
本題に入る前に、簡単に自己紹介をさせてください。
現在は京都市内でマッサージ鍼灸院を営んでいます。
では、本題へうつりましょう。
はじめに:運動が必要な理由
現代社会は、運動不足になりやすい環境です。
運動不足になりやすい理由は、以下の2点だと考えています。
デスクワークやスマホの普及により、体を動かす機会が減った
食料が豊富になり、食べ過ぎによる生活習慣病の危険性が高まっている
このような時代背景を踏まえ、運動が必要な理由を身体と精神から解説します。
※具体的な運動の内容は、後述します。
運動が身体へ与える影響
体力、筋力の向上: 運動することで疲れにくくなり、活動的な生活を送ることができるようになります
肥満・生活習慣病予防: 運動は、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病のリスクを減らす効果を期待できます
骨粗鬆症予防: 運動は骨密度を高め、骨折を予防する効果を期待できます
便秘解消: 運動は腸の働きを活発にして、便秘を解消する効果を期待できます
運動が精神面へ与える影響
ストレス解消: 運動は気分転換やリラックス効果があり、ストレス解消に役立ちます
脳機能向上: 運動は、集中力や記憶力をアップする効果を期待できます
自信向上: 運動の目標を達成することで、自分を認められます
幸福感の向上: 運動はセロトニンなどの神経伝達物質を出し、幸福感をもたらします
厚生労働省も運動を推進しています。
では、運動を続けられない(運動を始められない)人の共通点を解説します。
運動を続けられない(始められない)人の共通点①:お金が必要だと思っている
運動習慣がない人にとって、運動を始めるのはハードルが高いものです。
特に、「お金がかかる」というイメージが、運動を始めるための障壁になっていることがあります。
しかし、運動にお金をかける必要はありません。自宅でできる運動もたくさんあります。
お金をかけずに運動を始めるためのヒントと、運動を継続するためのコツをご紹介します。
※体に痛みや持病がある場合、医師に運動を始めて良いか確認をしてから、始めましょう。
1.自宅でできる運動を取り入れる
自宅で行える運動を3つ紹介します。
ラジオ体操
ストレッチ
軽い筋力トレーニング
2.日常生活に運動を取り入れる
車移動を減らして自転車に乗る
目的地の1つ前の駅で降りて歩く
エスカレーターやエレベーターではなく、階段を使う
3.無料の運動プログラムを利用する
YouTubeで運動の動画が提供されています。
お勧めの動画を2つ貼りつけておきます。
最近では体操教室を開催する、都道府県も増えてきました。
運動を続けられない(始められない)人の共通点➁:頑張ろうとし過ぎてしまう
運動を始めて1〜2週間で挫折してしまう人は、「毎日運動しないといけない」という思い込みに縛られていることがあります。
そして、「自分は意志が弱い人間だ」と自分を責めてしまう人もいます。
しかし、運動は頑張る必要はありません。細く長く続けることが大切です。
1週間のうち、4日できれば十分です。1日しかできない週があっても構いません。
また、30分体を動かせる日もあれば、15分しかできない日も当然あります。
「今日は時間と体力に余裕があるから、体を動かそうかな」くらいの軽い気持ちの方が続けやすいです。
運動は習慣化することが重要です、無理せずに自分のペースで続けましょう。
運動を続けられない(始められない)人の共通点③:時間と場所の制約
運動を続けられない(始められない)人は「まとまった時間や運動場所が必要」という思い込みを、持っていることがあります。
しかし、運動はいつでもどこでもできます。
歯磨き中、信号待ち、スマホ操作をしているときなど、日常生活のちょっとしたスキマ時間を活用しましょう。
どこでも簡単に始められる体操を、イラストで紹介します。
最後に:運動を続けて体と心を元気に保ちましょう
運動を続けられない(始められない)人の共通点を3つに分けて紹介しました。
分かりにくい点はございませんか?
記事の内容を参考にしていただき、マイペースに気長に運動を続けていただけると幸いです。
Xでも健康に関する情報を発信しているので、ご覧いただけると励みになります。
では、またの記事でお会いしましょう。
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