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ビジネスを長く続けられる人の特徴

SNS集客の限界

Twitterを見る限り、まだまだ起業ブーム。フリーランサー的な生き方、ノマド的な生き方を煽る傾向は今後もしばらく続いていくでしょう。

多くの人は、Twitter、Facebook、YouTube、noteやアメブロなどのブログ、メルマガ、LINE@を使って宣伝・集客をしています。

その中には、切り口が斬新だったり、記事がとても面白いということで順調に集客が出来ている人も少なからずいるように見受けられます。

こうした流れは、8年くらい前から本格的に始まったでしょうか。

私自身も、コーチングを学んでいたため、こうした流れの中でコーチング起業を試みたことのある一人です。

うまくいってそうな人、「いいね」を多く集めている人の投稿をみては、「やっぱり面白いなぁ」「いいなぁ」「うらやましいなぁ」と思い、どうしたら自分もそのようになれるだろうか、個人で起業している人、フリーランサーの人をたくさんフォローしていたことがあります。

結局テーマが決まらずまとまらず、方向性が決まらないままなので、うまく行かないままなのですけどね。

しかし、こうした流れに対して、この2~3年ほどでしょうか、急激な変化を感じるようになりました。

どんな変化か?

うまく行っていた人の人気に陰りが出始めたのです。

具体的には「いいね」の数が明らかに減っていたり、裏の姿が暴露され始めたり、セールス手法が鬱陶しいと感じられるようになったり

一言でいうなら「飽きられ始めた」のです。私自身も羨ましがっていたはずの人たちを、全然うらやましく感じなくなっていました。

ですからFacebookでフォローしていた大半の売れっ子コンサル・コーチ・カウンセラー系の人のフォローを外しました。(全員じゃないですが)

これって何でなんでしょう?

一つ、彼らの共通点としては、

「集客をSNSやブログに頼っている」

ことが挙げられます。


SNSってよく「個人が発信するメディア」という表現がされています。

芸能人やテレビ番組、音楽や映画なども、どんなにヒットしていていも、いつかは

”飽きられる”

ことになります。コンテンツの賞味期限はホントに早い。

メディアで発信しているものって、いつかは飽きられてしまうんですよね。

それは多くの個人事業主もよくわかっています。だから、如何に飽きられないように斬新なネタを考え続けられるか、と彼らも日々インプットやアウトプットに精を出しています。

それでも、やはりいつかは飽きられてしまう。

どんなに頑張ってネタを作り続けても、自分ひとりで飽きられずにネタを発信し続けるのは早晩限界が来るでしょう。もしくは、ネタそのものは面白いはずなのに、存在自体が飽きられてしまうとか。突然消えていく芸能人のように。

コンサル・コーチ・カウンセラー・セラピストは供給過多というのも大きいし、手法が飽きられていることも要因としては大きいかもしれません。ブログやSNS→メルマガ(LINE@)→ランディングページ(商品販売ページ)といった形。

他に方法がないので仕方ないですけどね。故に最近の個人事業主の営業が苦しくなっていく。うまくいっていたはずの個人ビジネスも長く続けることが出来なくなってしまいがち。

従来やってきたビジネスに陰りがあるため、彼らが一様にはじめていることが、起業コンサルだったりします。

ビジネスを長くやっている人はSNSに頼っていない

では、どうすれば長くビジネスを続けられるように出来るのか?というと、結局

オフラインに強くなるしかない

・テレアポ営業
・飛び込み営業
・紹介/口コミ

具体的にはこの辺りの強化でしょうか。

僕の友人知人で長く経営を続けている人って、みんなこうしたオフラインに強い。

全然オンラインは頼っていないんですよね。オンラインで強化するにしても主にSEO対策で、キーワード検索でトップに来やすくしているくらい。ホームページからの問い合わせを仕事につなげるために。

彼らもSNSでの発信自体は結構やっているけど、自分のブランディングのためにやっているだけで、営業や宣伝目的という匂いはほぼしない。

だから、彼らはFacebookやGoogleがアルゴリズムや利用規定を変えたところで影響は受けないし、最悪、そうしたツールが全く使えなくなってしまったとしてもビジネスを継続し続けることが出来ます。

ですから、早い話、長くビジネスをし続けるには、オフラインでの営業力を強化する必要があります。

営業って誰にでも出来るの?

しかし、ここで落とし穴。

営業という職種はどの会社にもある職種ですが、長く経験してきたからといって上手になる類の仕事ではないんですよね。

経験がなかなか積みあがっていかない仕事でもあります。

話がうまくてアプローチに対する成約率が高かったとしても、そもそもの訪問件数を数多くこなせなかったり、気力・体力・スピード・知力・話術・聴く力・目標達成意欲・人ったらしなど、色んな力を必要とする職種が営業。

だから、こうした力をある程度備えているのであれば、経験が浅くても売れる営業になれるし、独立してもうまくいきやすいでしょう。

でも、こうしたスキルって、長くやってきているだけで自動的に身につかないもの。

売れる人は最初から売れていくし
売れない人はどれだけやってもなかなか売れない。

御大もこんなことを仰っています…

ですから、フリーランサー・会社経営者として長くやっていきたいと思っている人は、自分がオフラインでどれだけ売ることが出来るのか、ということを一つの試金石としてされることを推奨します。

はじまりはオンライン集客、SNSを頼った形の営業からでも良いので、それだけに頼らずに、あるタイミングでオフライン営業を始めてみると

それが成功するのか、しないのかで、自分が長くビジネスを続けられるのか否かを、判別することが出来ると思います。

もしなかなかうまく行かないのであれば、早晩今のビジネスは頭打ちになる可能性が高いので、その際にどう動けばいいのか、事前に考えてその後のデザイン・対策を打っておくと良いでしょう。

コンテンツ作るのは得意でも、営業が苦手なら得意な人と組むとか、雇うお金があるのなら雇うとか。営業は得意でもコンテンツ作れない人もたくさんいますし。

そもそもの話、SNSをやっている人の数は、やっていない人の数よりも全然少なくて、SNSの有名人でも世間的には全然知られていません。

SNSで話題になってからテレビなどのマスメディアに出演するようになって本格的な有名人になっていく人もいますが、そうした人もほんの一握り。

ですから、やはり長くビジネスを続けていこうとするのであれば、オフラインでの営業・宣伝を頑張るしかなさそうです。

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