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SNSを使って夢を現実化する

よく「やりたいことはまわりに言っておくといい」とか「夢は言葉にするとかなう」みたいなことを言われます。

これ、ほんとだなと思うわけです。

ぼくの場合、最近Twitterで言ったことが「現実化」することが増えてきました。今日はそのあたりのことを話したいと思います。

思ったことをSNSに「メモ」する

わりとぼくはTwitterに生煮えの考えを書いたり、思いついたことを垂れ流す傾向があります。

それは「発信する」というよりも「メモする」に近い感覚です。

忘れないように書いておく。未完成だけど、未熟だけど、ツイートに書いてとりあえず外に出しておく。

すると自分が忘れても誰かが覚えていてくれたりします。誰かがたまたま発見して、ぼくの考えを補完してくれたり、「ちょっと違うんじゃない」って感じで続きを考えてくれたりします。

先日も「コンテクスト」について生煮えの理論を出したのですが、それを書いたことで別の方の考えるきっかけになりました。頭のなかでとどめておいたらこういうことは起きなかったでしょう。

「やりたいこと」もカジュアルに書いておく

夢の場合も同じです。

「夢」という大げさなものでなくても「こんなことやりたいな」「こうなったらいいなぁ」みたいなことを、ぼくはわりとカジュアルに書いたりします。すると誰かが見つけてくれて、声をかけてくれたりするんです。

現在は4社のクライアントさんを担当させていただくようになった「顧問編集者」のビジネスも最初は「ひとつのツイート」から始まったものでした。

「企業の顧問編集者をやりたい」とツイートに書いたら、そこをたまたま見てくださっていた識学の安藤さんがリプライをくれたのです。その後正式にご提案に伺い、おそらく一週間ぐらいで契約に至ったと記憶しています。

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↑顧問編集者が始まるきっかけになったやりとり。
「#2020の夢を語ると叶う」 と書いてあるな……。

このやりとりで本格的に「顧問編集者」というビジネスをやる流れになりました。

もしこのタイミングでツイートせずに「きちんと準備をして、サイトも資料も準備して営業して……」とやっていたら、こんなに早く実現しなかったかもしれません。途中で弱気になって、やめていた可能性もあります。

ある意味「勢い」かもしれませんが、自分の思いを脳の外に出したことで、ものごとが前に進んだわけです。

先日も、新たな顧問編集者のプランを思いついたので、それをツイートしたら、すぐに「それ、手伝わせてください」というメールが届きました。

学生のアルバイトさんが欲しいなと思って、学生向けのnote記事のいちばん下にしれっと告知を書いておいたら、数時間後にメールが来て、その日に即決ということもありました。 

SNSに書く効能としては「後に引けなくなる」というのもありそうです。言ってしまったことだから、やるしかなくなる。覚悟が決まる。

他人が動き始めたら「やっぱやーめた」は言いづらくなります。自分の背中を押す意味でもSNSは効果がありそうです。

現実化するまでにタイムラグはあるかもしれない

ぼくの場合、声をかけていただけるのは「フォロワー数が多いから」というのは理由としてあるでしょう。たくさんの方が見てくださっていれば声をかけてくださる確率も上がります。

ただ、フォロワー数を気にしていても始まりません。とにかく脳の外に出しておかないことには誰にも見つけてもらえない。「あなたのやりたいことはこれですよね!」と超能力のように言い当ててくれる人は出てきません。

それに、共感できるような夢であれば拡散力も上がっていきます。まずはSNSを使ってみんなに知ってもらう。そこが現実化への第一歩です。

タイムラグもあるかもしれません。

もしつぶやいてすぐに反応がなかったとしても誰かは見ていてくれるはずです。いいねはつかなくても誰かの記憶には残っているはずです。

たとえば半年後とか1年後とかに声をかけてくれることもあるでしょう。どこかの会議で「そういえば、あの人があんなことやりたいって言ってたなー」という感じで名前が挙がったりするかもしれません。

「ダメでもともと」だと思って、カジュアルに発信してみるくらいがちょうどいいと思います。

アイデアは「思いつく」より「実現する」ほうが難しい

「夢やアイデアを書いてしまったら盗まれるんじゃないか?」「パクられるんじゃないか?」という懸念を抱く人もいるかもしれません。

ただほとんどの企画は「実現」のほうが難しいのです。だからアイデアを知られたところでそこまでの問題はないとぼくは思います。

それに今、力をもっているのは「アイデア」というよりも「熱意」です。

「絶対やりたい」「本当にこれを実現したい」という思い、情熱のほうが大切です。そしてその部分は絶対にパクることはできません。プロジェクトがうまくいくかどうかも情熱が左右します。大きな会社はビジネスモデルをマネることはできても熱意まではコピーできないのです。

なるべく早い段階で自分の夢をみんなに知ってもらう。そこからみんなでその夢を実現していく。SNSをうまく使うとそんなことができる気がします。


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