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頭一つ抜きん出ない人はコスパ思考が強い

最近はなんでもかんでも「コスパ」で測るようになった。グルメも旅行も本も映画も。なるべく安いコストと短い時間でリターンが多い方を選ぶ。ぼくもついついそういう思考をしてしまうことは多い。

ただ、こうした「目先のコスパ思考」を若いうちからずっと続けていると、グンと成長することもないし、それが豊かな人生につながるようにも思えない。頭一つ抜きん出るような人になることもできない。

「この本を読んでメリットがあるか?」「このイベントに行ってリターンがあるか?」「この作業をして得をするのか?」「あの人と付き合うのは意味があるのか?」そういった思考で日々の選択を続けていると、無難でつまらない人生を歩んでしまう危険性がある。

コスパ思考を止めたほうがいいとまでは思わない。でも特に若いうちは、コスパなんてものは考えずに、心のおもむくままに生き、がむしゃらになにかに没頭する時期があってもいいのではないか。本能に従って、なにかに夢中になる時期があってもいいのではないか。

いつもいつも「これ、お金になるかな?」「得するかな?」などと考えず、目の前のことに夢中になってみる。そのほうが大切なときがあるし、後にリターンがあったりするものだ。きっと人生の糧になるはずだ。

それに、食べログを見て店を決め、Amazonレビューを見てビジネス本を選び、SNSの評判で映画を選んでいたら、自然とみんなと同じ行動をとることになる。どんどんオリジナリティのない人間になっていく。

評判になってはいないけどおもしろそうと思った小説を読んでみてはどうだろう。食べログを見ずに店に入って「失敗した」と思うのもいい。映画館に行ってからテキトーに映画を決めてもいいだろう。

きっと、コスパ思考から外れたそんなところから人生は面白くなるのだろうし、成長もするはずだ。結果的に人生の豊かさはトータルで「コスパ最強」になるのかもしれない。


↓↓この記事はこのツイートを元に書きました↓↓


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竹村俊助/編集者

株式会社WORDS代表取締役。『メモの魔力』(前田裕二)『実験思考』(光本勇介)『段取りの教科書』(水野学)『ぼくらの仮説が世界をつくる』(佐渡島庸平)など書籍の編集・執筆。「週刊文春」「ハフポスト」などでも執筆。SNS時代の「伝わる文章」の探求をしています。ポテトサラダが好き。

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コメント2件

素晴らしい気付きと最高級の文章をありがとうございました!
効率的と効果的は違いますよね。
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