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#42 摩擦が少ないと寝返りしやすい

山口です!3月になりましたね。

眠りに悩む人、毎日ハードワークしている人、
新生活準備をする方へ!
役に立つ内容をお伝えします。

前回#41の投稿で
”摩擦が少ないとなぜ寝返りをしやすいのか?”
よくわからないとお話を受けたので、
摩擦についてお話します。

ご質問ありがとうございます。

結論

摩擦とは滑り止めのようなものです。
摩擦が少なければ滑りが良くなり、
身体を動かす自由度が上がるからです。

摩擦の定義

最初に摩擦の定義からです。

ま‐さつ【摩擦】
①こすり合わせること。すれあうこと。「乾布―」
②〔理〕(friction)接触している2物体が相対的に運動し、または運動し始めるとき、その接触面で運動を妨げようとする向きに力の働く現象、またはその力。液体や固体内部でも似た現象があり、これを粘性または内部摩擦という。
③人々の間に起こる不一致や不和。「貿易―」
広辞苑より

①が一番わかりやすくイメージしやすいかと思います。

実は②が一番、お伝えする上でポイントになります。
1回読んだだけではわからないですよね。
そこで動画を用意しました。

摩擦の面白い実験

スリッパを履いた状態で男女が棒を引っ張り合い、
実験は2パターン行われています。

1回目
男女ともに普通のスリッパを履いた状態。
→ 男性の方が力が強い為、
    女性が男性側に引っ張られる。

2回目
女性が滑り止めのスリッパを履いた状態。
→女性は滑らない。
   結果、普通のスリッパを履いた男性が
   女性側に引っ張られる。

ここで摩擦の定義を再確認しましょう。

接触している2物体が相対的に運動し、または運動し始めるとき、その接触面で運動を妨げようとする向きに力の働く現象、またはその力。

「運動を妨げようとする向き」とは、
ここでは女性を引っ張る力の逆向きの力、
つまり、男性を引っ張る力になります。

″女性を引っ張る力″の逆向きの力が、摩擦です。
この摩擦の力が大きかった為、
男性が女性側に引っ張られる現象が起こりました。


摩擦は「滑り止め」をイメージしてもらうのが
わかりやすいと思います。

極端な例ですが、もしあなたが
表面一面滑り止めのあるマットレスに
寝るとしたらどんな寝心地をイメージ
しますでしょうか?

身体を動かすことに不自由さが生じ、
無意識でも寝返りができない。
そうなると長時間、同じ部位に
体重の負担がかかり続け、
心地よく寝ることができないです。

最後に

摩擦が少ないとなぜ寝返りをしやすいのか?
ご理解を深められましたでしょうか。

皆さんの睡眠アップのお力になれましたら幸いです。
また引越しの為、寝具のお買い物をされる際も、
参考になればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回の投稿、お楽しみに!

よろしくお願いします!