我が家では、めでたいときに「ばら寿司」を作る。
　しかし、今日は、冷蔵庫の余った冷ご飯を消費するために「ばら寿司」を作った。
　地方によっては「ばら寿司」を「ちらし寿司」と呼ぶこともある。

🍣ばら寿司

＜材料・調味料＞
【具】
蒲鉾（２枚）、シイタケ（中10個）、人参（2本）、高野豆腐（小10個）、ゴボウ（大1本）、糸こんにゃく（2袋）
カツオ顆粒ダシ（小さじ７）、昆布茶（小さじ2）、砂糖（大さじ８）、みりん（大さじ５）、酒（大さじ6）、薄口しょう油（大さじ７）

【酢飯】
冷ご飯（6合）
米酢（160㏄）、砂糖（140ｇ）、食塩（大さじ1）、昆布茶（小さじ１）、ゆず果汁（1個分）、味の素（少々）

【トッピング】
①錦糸卵（卵3個）
　食塩（1つまみ）、砂糖（2つまみ）、昆布茶（小さじ1）、味の素（少々）、サラダ油（少量）
②インゲン（冷凍50ｇ）
　食塩（少々）

＜調理＞
【具】
✅１．ゴボウはささがきにし、水にさらし、ザルに揚げる。
✅２．蒲鉾は、縦に半分に切り、2ミリの薄切りに。
✅３．シイタケは、2ミリの薄切りに。
✅４．人参は2ミリの千切りに。
✅５．高野豆腐は、ぬるま湯に30分程度つけて戻す。水の中で両手で押し洗いする。水を２～3回変えて、ボウルの水が透明になればOK。縦に3つに切り、それぞれを2ミリ程度の薄切りにし、よく絞って、ボウルに入れておく。
✅６．糸こんにゃくは、水で洗い、ボウルで塩もみする。水で洗い、ざくぎりにし、熱湯で10分以上茹で、みずにさらし、ザルに揚げておく。
✅７．水1リットルに調味料を入れ、沸騰したら、蒲鉾、ゴボウ、シイタケ、糸こんにゃく、人参の順で入れ、アクを取りながら中火で煮る。具材が煮えたら、高野豆腐を入れ、水分がほぼなくなるまで、弱火で煮て、出来上がり。　ザルに揚げ、水分を切っておく。

【酢飯】
✅１．今回のばら寿司は、冷蔵庫の冷ご飯を消費するためのメニューなので、冷ご飯を前提で手順を書く。
　冷ご飯を電子レンジで温め、電気釜で保温しておく。後に、酢などの水分や、具の水分が入るので、通常のご飯の電子レンジ加熱のように、水をご飯に散らしてから加熱することはしない。
✅２．ボウルに調味料を全て入れ、溶かしておく。
✅３．寿司桶の中央に、電気釜の内釜ごとひっくり返し、ご飯の山を作る。ボウルの調味液を山の中央に回しかけ、しゃもじで切るように、山を崩して調味液をご飯全体に行き渡るように素早く混ぜる。
　混ぜながら、団扇であおいではいけない。調味液がご飯に染み込まない。あおぐとしたら、混ぜ終わった後だ。しかし、ばら寿司の場合は必要はないと思う。
✅４．酢飯ができたら、寿司桶の酢飯の上にザルに揚げて、水分を切った具を乗せ、しゃもじで切るように混ぜ、均一に混ざったら出来上がり。

【トッピング】
①錦糸卵
✅１．卵焼き専用フライパンに薄くサラダ油を引き、溶き卵をフライパンを覆う程度に入れる。弱火で、卵が固まるまで待ち、箸で引っ掛けてきれいなまな板の上に広げる。必要なら、裏面を焼いてもいい。
✅２．全部焼き終わったら、重ねて丸め、2ミリ幅で千切りにして、錦糸卵の出来上がり。

②インゲン
✅１．冷凍のインゲンの場合、耐熱容器に入れ水をかぶる程度入れる。
✅２．適量の食塩を入れ、電子レンジ６００Wで2分加熱。
✅３．粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切り、絞って、出来上がり。

🥚卵スープ

＜材料・調味料＞5人分
卵（1個）、白菜（中3枚）、エノキ（1/4株）
カツオ顆粒ダシ（小さじ４）、食塩（小さじ1）、薄口しょう油（大さじ1.5）、ゆずの皮（少々）

＜調理＞
✅１．鍋に人数分の水を入れ、調味料を入れる。沸騰したら、5ミリの千切りにした白菜と、2センチ幅のざく切りにしたエノキを投入。
✅２．具が煮えたら、火を強め、溶き卵を菜箸に沿わせて回し入れ、沸騰寸前で、火を止める。菜箸で、全体をかき混ぜて、出来上がり。
✅３．お椀に盛るとき、ゆずの皮を２～３枚浮かべる。

🦉以上

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