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直島の歯医者さん。その2〜高知、愛媛、香川、岡山旅行 4日目

最初は家プロジェクト巡り。本村地区に展開されるこの家プロジェクトはアーティストが空家を改修してアート作品として作り上げたもので、7軒の独特な空間アートを楽しむことができる。
我々はきんざ以外の6軒を回れる共通チケットを購入。
ちなみにきんざは1人づつ鑑賞するアートで子供の場合もスタッフ同伴と徹底されている。なので鑑賞時間は15分程度で完全予約制のよう。4人まとまって空いてなかったので断念しました。

ここは歯医者さんを

最初に見た作品は大竹伸朗さんの作品で「はいしゃ」。名前の通りだが、歯医者兼住居を回収した作品。オープンまで15分程度時間があるので、周りを散策。

昔懐かしの井戸の手動ポンプ。元は緑色だったのかな。このサビが味があって良い。
家を動かす動力部分的な。
写真を見て気付いた鏡に文字。なんて書いてあったんだろ。鏡に映る自分ばかり見ていると気がつかないものだ。
歯医者に併設されてたの?それともこれもアートの一部?どちらにしてもいいセンス。

家の周りを歩くだけでも遊び心満載。芸術に疎い私でも、楽しめる。あっという間の待ち時間でいよいよ中に。
と思ったらここでチケット購入ができないことをこのタイミングで知る。

ちなみに購入できる場所はインフォメーションの「本村ラウンジ&アーカイブ」です。かつては農協が運営していたスーパーマーケットをインフォメーションとして改修した建物だそうです。写真がないのは、私の大切な3人を待たせているため。お父さんは走るのが仕事です。

なんとかチケットを購入し、3バカトリオの元へ。3バカはさっきの鏡の前で変顔をして待っていました。

10分程度のロスタイムでようやく中へ。

受付。パチンコの交換所やラブホのフロントみたいに、相手の顔とか見えないようにしていたのかな。
確かに歯医者だったのだと確認できるこの札。レトロでいい。
床に散りばめられたポストカード。日本のものじゃなさそうだ。どういう意図で選んでるのかは不明。


壁に落書き。この子がやりました。
トイレ。なんか新そう。もちろんつかちゃダメです。
不意をつかれてびっくりしました。床やトイレのポストカードもアメリカと関係あるのだろうか。
中が異世界だからか、妙に安心する日本語の看板。

芸術音痴な私でも楽しめる、わかりやすい空間アート。ただ他の方のブログなどを拝見すると、注意深く見ていたつもりだが、色々と見落としているところが多々あったようだ。

芸術鑑賞初心者にありがちなことなのだろうが、また来る理由がら増えて良いよね。
そんなわけで、我々の思考を迷わせる空間アートの世界。頭で考えるな。感じろ。
まだまだつづく。

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