関西弁における音便の活用法
もとの音の一部が発音しやすいように変化することを「音便」といい、撥音便、促音便、イ音便、ウ音便の4種類がある。撥音便は「ン」に変化することで、「死ぬだ」の「死んだ」、「読むだ」の「読んだ」などがある。
促音便は「ッ」に変化するもの。「立つた」が「立った」、「走りて」が「走って」、「言うて」が「言って」に変化するものだ。そして、「置きて」が「置いて」、「騒ぐだ」が「騒いだ」と表現するのがイ音便である。
この中でウ音便は、「思ひて」が「思うて」、「かぐわし」が「かうばし」になっ