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【記事】インナーとアウター 姿勢制御という概念

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ぼくの中で当たり前になっているインナーマッスルとアウターマッスによる姿勢制御という概念。

色んな方と話すと、どうやらこれが意外と当たり前じゃないようなので解説しようと思います。

インナーマッスル

身体の深部に存在する深層筋であり、安定性(スタビリティ)に作用するとされています。

関節を密着固定(圧縮)させるために深層に存在する。

距離の短い2点の付着部をもつことで最小限の力(コスト、エネルギー)で関節を安定させます。

アウターマッスル

身体の表層に存在する表層筋であり、可動性(モビリティ)に作用するとされています。

関節運動を起こすために表層に存在します。

距離の長い2点の付着部をもつことでテコ比を上げて強い力を発生させます。

アウターはインナー発揮なくしては機能しない

インナーマッスルとアウターマッスルの違いを理解した上で考えてほしいことがあります。

写真のようにスマホを片手で持ち上げて自撮りをする場合インナーとアウターそれぞれが様々な仕事をしています。

上肢の挙上のために肩甲骨が胸郭に安定している必要があります。

上肢の重みに体幹が耐えられるように体幹部を固定しておく必要があります。

体幹部が安定し、肩甲骨がポジショニングできて初めて上肢の挙上が可能となります。

つまり、インナーマッスルが適切に機能しなければアウターマッスルは力を発揮できないということです。

わかりやすく言うとインナーによる適切な体幹固定が成されないとアウターによる運動にエラー(痛みなど)が生じるってことです。

それぞれの特徴

インナーマッスルはコントロールができませんが、発動する条件を揃えてやれば勝手に発動します。=反射

筋線維タイプ

遅筋は大きいとエネルギー消費が増えてしまうため細い筋線維です。

グリコーゲンの含有量も少ないので肥大しません。

 

一般にインナーマッスルは遅筋、アウターマッスルは速筋です。

それぞれの役割を理解した上で臨床につなげる

次の画像はぼくが自分の店で患者さんに説明用として使うために作った画像です。

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